

☆スペインのフェリペ2世、フランスのアンリ4世、イギリスのエリザベス1世
(オランダのオラニエ公ウイレム、ロシアのボリス・ゴドノフ)
☆フェリペ2世はポルトガル王も兼ねて、最強の君主として君臨した
*スペインの無敵艦隊がイギリスに負け、プロテスタントの国としてオランダが独立
*スペインは、植民地や交易相手を取られた
☆明の時代は「北虜南倭」(北のモンゴル人と南からの倭寇)に悩まされた時代
*積極的な対外政策を繰り広げたのは永楽帝だが、財政的に無理があった
*万里の長城の防衛を強化したり、朝貢貿易で状況の改善を図ったが効果なし
☆ヌルハチをついだホンタイジが、モンゴルから元朝の満漢蒙の皇帝を名乗る
*北京に入城し3世紀近く中国を支配する
*満州人の中国と関東武士の日本は没落状態で推移
☆ヨーロッパでは、イギリスが海洋帝国、植民地帝国として発展
*アメリカ独立戦争、フランス革命を経たあと、ナポレオン戦争が起こる
*オランダはいつたんフランスに併合され没落する
☆オスマン帝国は、ロシアとオーストリアの攻勢、エジプトの自立で弱体化する

☆日本では江戸幕府が本格的に鎖国への歩みを進めた
☆西日本に多いキリシタンが、大坂方やその残党と組むと困るのが理由
*加賀藩の客分高山右近はマニラに追放された
*とどめは、島原の乱、カトリックを危険視することになった幕府
*ポルトガル船の来航を禁止
*キリスト教のなかでも人畜無害な商人国家オランダが貿易窓口になる
☆日本が鎖国をしたから植民地化されなかったとの説は妄想
*鎖国で、日本は新しい技術の吸収ができず世界に後れをとる
*国民は貧しさと身分の固定を押しつけられた
*南北朝時代~江戸初期にかけては日本の興隆期だった
*鎖国などしなければ、明治を待たずに日本は世界の主要国家になれた
☆安土桃山時代の日本は一流国、江戸時代の日本は一流国から三流国に堕落
☆明治になって三流国から一流国に戻る

☆知恩院山門前の大谷本願寺は、親鸞の墓所で、天台宗の門跡寺院青蓮院の末寺の扱い
☆青蓮院で得度し、興福寺で修行したのち本願寺8世となったのが蓮如
☆蓮如は、園城寺を頼ったりしながら、大津、堅田、守山など近江各地を転々とした
☆蓮如は、越前の吉崎に移り、北陸での門徒の活動は活発化
*加賀一国を事実上、門徒の支配下に置くまでになる
*京都と大津のあいだにある山科に本願寺を置く
*豊臣秀吉により、京都への復帰が認められて現在の西本願寺ができた
☆後継者争いがこじれて、徳川家康の後押しを得て東本願寺が成立し教団は分裂
☆江戸時代の宗教政策の最大の特徴は、檀家制度の導入です
*それぞれの家をどこかの檀家にして、宗門人別改帳で戸籍の管理をさせた
*各宗派は信者を増やせない一方、減る心配もなくなった
*何回忌だとかいう行事もいっぱいつくつて葬式仏教化された
☆幕末に近くなると、国学の研究が進み、神仏混合に反省が出てきた
*現実の形として出てくるのは、明治の廃仏毀釈から


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