
☆辺見マリが洗脳されて5億円を失った経験を語った『しくじり先生 俺みたいになるな!!』
☆ドキュメンタリー映画『Going Clear: Scientology, Hollywood, and the Prison of Belief』
*トム・クルーズやジョン・トラボルタが信仰するサイエントロジー
*サイエントロジーとハリウッドとの関係を描く

☆日本において主に取り上げられてきた教団
(創価学会、真如苑、霊友会、統一教会(家庭連合)、幸福の科学、モルモン教など)
☆芸能人の中に伝統宗教の信仰を有する者もいる
(それらは社会的な関心が寄せられなく報道されない)

☆実態が不明瞭な集団に対する覗き趣味的な関心が主流を占める
(宗教により、事件や社会的問題の出来事が生じるとメディアが関心を寄せることは自然)
☆教団の側が芸能人を「広告塔」として積極的に利用する場合もある
☆璽宇と元横綱の双葉山、名人棋士(囲碁)の呉清源の関係
(契機は、璽宇が東京の破滅予言をした)
☆講談社『フライデー』に対する幸福の科学の大規模な抗議運動
(同教団と作家の影山民夫、女優の小川知子の関係が取り上げられた)
☆統一教会の合同結婚式
(歌手の桜田淳子、元新体操選手の山崎浩子、元バドミントン選手の徳田敦子が参加)
☆オウム真理教の坂本堤弁護士一家「失踪」事件
(歌手の鹿島とも子が「芸能界引退・オウム出家」記者会見)

☆芸能人が(新)宗教にハマりやすい傾向があるという理由は不明
☆芸能人でも、新宗教への入信の動機は、古くは「貧・病・争」で説明されている
(近代物質文明・合理主義に対する反発や「自分探し」の説明も加わる)
☆あえて芸能人が新宗教に入信する特殊要因を仮説的に考えれば
*芸能界での実力や成功は人気や運というつかみどころのないものに影響される部分が大きい
*成功に至る方法論・手続き論がその他の職業に比して不明瞭である
*演技力や歌唱力やルックスが良いからと言って、売れるわけではない
*新宗教の特徴の一つは現世利益の強調
*芸能人には、信仰に励めばよい結果が出るという新宗教が魅力的に映るのかも

☆ファンと芸能人の関係は、信仰関係の一種ともいえる
☆芸能人は、メディアを通じて我々の日常に近しくかかわる
(その人物のすべてが晒されることはなく、常に秘密を孕む存在)
☆秘密を有する存在について、詳しく知りたいと思うことは、人間の本能
☆知りたいという人々の欲求に答えることは、メディアの本性
☆結果として、芸能人の情報は流通しやすい状況下にある

☆芸能人という存在は、自らの公開性を飯のタネにすることによって成り立つ
(芸能人の場合、プライバシーの境界についての取り扱いが難しい)
☆一般人の信仰が事件とのかかわりでもない限り社会的関心を呼ばない
☆芸能人の信仰が「事件性」とのかかわりがなくても人々の関心を呼ぶ


☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します






「現世利益」を求める芸能界と新宗教の持ちつ持たれつの関係性
(『iRONNA』記事、ネットより画像引用)