

☆がんの中でも難攻不落と呼ばれる膵がんは、手術不適応の進行がんで見つかるケースが多い
☆進行した肺がんや大腸がんで効果を発揮してる分子標的薬や免疫チエックポイント阻害薬
(膵がんには歯が立たず、膵がんの5年生存率は10%未満)
☆打開策として、現在ウイルスを応用した治療法の開発が進んでいる
☆青木氏らが、がん細胞だけに感染するアデノウイルスを開発した

☆アデノウイルスは、膵がん細胞に入って爆発的に増殖してがん細胞を破壊する
☆がん細胞破壊で増殖したウイルスは、がん細胞に再び侵入し破壊を繰り返す
☆結果的に、がん細胞が死滅し、従来のウイルス療法よりも高い効果を得られた

☆構築したライブラリーシステムは、他のがんへの応用も将来的には期待できる
☆肺がんや大腸がんに対する分子標的薬も、1年程度で耐性を持つ
☆ウイルス療法は、がん細胞の遺伝子変異に関係なく効果を発揮する
(遺伝子変異に関わらずがん細胞を破壊するアデノウイルス)
☆青木氏らはコメントする
*がん細胞だけに特異的に侵入するウイルスは、応用範囲が広い
*効果的な治療の乏しい膵がんで、新たな治療法の構築を目指す
☆新たな治療法の実用化の扉が、今開かれようとしている


☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します




膵がん細胞をウイルスを応用して破壊する(『THEMIS8月号』記事より画像引用)