
☆メソポタミアの古代宗教
*シュメール文明には、神権政治の萌芽が見られる
*ユダヤ教成立にシュメール文明の影響がみられる
☆エジプト文明
*独自の太陽信仰が発展
☆ペルシャの古代宗教
*ペルシャ(イラン)に向かったアーリア人がゾロアスター教を生む
☆インドの古代宗教
*インドに向かったアーリア人が、バラモン教を生む
☆中国の古代文明
*中国文明は、儒教や道教に昇華した


☆メソポタミア文明は多神教であった
☆古バビロニア王国がこの地を征服
*ハムラビ法典ができ、作成者はバビロニアの最高神となる
☆イスラエル王国の繁栄と「バビロン捕囚」
*ユダヤ人のイスラエル王国は、ダビデ、ソロモンの2代にわたり栄えた
*イスラエル王国は、分裂・破滅し、ユダヤ人国家の中心人物はバビロンに拉致される
*ユダヤ人の信仰は、ユダヤ教となり、ユダヤ教には、シュメール神話の影響がみられる


☆多神教で地域の地母神も篤く保護された
☆支配者を太陽神と同一として神権政治が行われた
☆宗教観は、死後も霊魂は生き続けるとされミイラを作成
☆死者の心臓を秤にかける審判
*死者の心臓と羽毛と重さを比較し生前の行いが裁かれた
*釣り合えば楽園、釣り合わないと怪獣に食べられる



☆アーリア人が侵入し、宗教(バラモン教)身分制度(カースト制度)を大成した
☆バラモン教は、この世の成り立ちを哲学的に説明している
*宇宙の根本原理は、「ブラフマン(人格を持たない中性的な概念)」と考えた
*ブラフマンは中国に伝えられ「梵」となる(梵語=ブラフマンの言葉)
☆「輪廻転生」「業」「解脱」の概念を語るウバニシャド哲学
*バラモン教から分かれた仏教、ジャイナ教
*バラモン教の根本的部分はヒンドウー教に引き継がれた



☆古代中国の祖先崇拝(儒教的思想)
*人間は死ぬと「魂」「身体」に分裂し、魂は空をただよい、身体は地下にもぐるとされた
*個人に酒肴を供え供養することが子孫の義務とされた
*男系の子孫を絶やすと、お供えしてくれる人の存在を失う
☆日本にも儒教的考えかたが伝わる
(江戸時代寺院に墓を作り、仏壇に位牌を置いて先祖を祀る)
☆儒教は支配階級の社会を維持するための理想的思想
(為政者を守るべき思想=為政者の理想となった儒教)
☆道教は、民主の精神文化(不老不死を目指す仙人が理想)
(老子・荘子が説いた思想に結び付く)




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(『手にとるように宗教がわかる本』記事より画像引用)