成長期の江戸まちづくり
幕府は、江戸城の本格的な、建築・内堀・外堀の整備を始めました大名や町人達の宅地を生み出す為、日比谷のエリアを埋め立てました全国の大名たちに命令を下し「天下普請」として行わせました
江戸の町づくり（ネットより引用）
江戸城の本格的整備
江戸城の基本計画は、築城の名手藤堂高虎に任せました近江坂本の穴太衆など、石垣造りの専門集団が集まり力を発揮しました日比谷入江を埋め立てし、江戸の町を形成江戸城は海岸の波打ち際にあったため、城下町が形成できず、日比谷入江を埋め立てました埋め立てによる町づくりは、ベネチア・オランダでも行なわれていましたベネチアでは、カラマツのような硬い材質を２～５Ｍごとに入れ作られています驚くことに、江戸の「埋め立て地」も同様の方法で埋め立てました江戸前島に船入堀を整備船入堀とは、現在の埠頭です埠頭の整備により、江戸城建築に必要な資材がスムーズに運べました日本橋の架橋と五街道の整備日本橋を架橋し、日本橋を５街道の基点とすることを決めました５街道が整備され、一里塚や道の両側に松が植えられました水路や堀の整備日比谷入江の埋立とともに、水路・堀が整備され江戸は水の都を呈してきました江戸城を守る内堀、外堀（溜池～赤坂～四谷～市ヶ谷～牛込～神田堀）が整備されました神田上水の整備江戸の町が拡大、人口が急増、新たな上水が必要となりました井の頭池、善福寺池、妙正池を水源とした神田上水を整備しました