

☆4度の中東戦争を戦った、ユダヤ教国家イスラエルとイスラム教のアラブ勢力国家の紛争
☆イスラエルの地は、神がユダヤ民族に与える約束をした地と信じるユダヤ教徒
(ユダヤ人によって建国されたイスラエル)
☆イスラエルの地の先住者であったイスラム教徒
(アラブ人の間では、協調への話し合いが持たれてきた)
☆ユダヤ民族にとり、宗教は理屈抜き
(ダメなものはダメ、正しいものは正しい)
☆旧ユーゴスラビアから内戦で次々と独立していった国々
(背景は、民族、言語、宗教を異にしていたから)
☆太古では、宗教が人々を団結させていた
(21世紀でも、宗教は団結させる強力な求心力がある)

☆宗教戦争は、正当化された経済戦争と化している
☆アメリカを主体とした多国籍軍のイスラム国家・イラクヘの侵攻
(当初の目的すら曖味ですが、問題の収束する気配がみられない)
☆単純な宗教戦争でなく、国益として経済的に見た場合、どちらが有利かで国は動く

☆国際的なテロ事件の武装勢力をメディアはイスラム教原理主義者と説明する
☆クルアーンの教義が確りしているので、イスラム教に原理主義は存在しない
(教義が信仰から生活に生かされている)
☆メディアの使用するイスラム教原理主義とは
*社会の急激な近代化に反発し、原油権益を狙う勢力に抵抗する武装過激集団を言う
*極端な復古主義として捉えた方が真実に近い
☆原理主義という言葉は原点に立ち返るという復古主義のこと
(聖書の教えに立ち返ろうとする福音主義の中から発生したもの)

☆宗教家ツオンカパが現れ、今日のチベット仏教の基礎を創った
☆ダライ・ラマを頂点とする政教一致体制が取られていた
☆国の政治は観音菩薩の化身とされる最高位ダライ・ラマ達が行う
☆ラマは現世の衆生を救済するために、死んでも常に転生し続けるとの思想
(転生は、前任者のやり残した仕事を引き継ぐ意味)
☆チベットは、明や清という中国の王朝と上手く折り合いをつた
(20世紀半ばまで独立を保っていた)
☆政治と宗教双方の指導者ダライ・ラマ(チベット民族にとっては王以上の存在)
☆チベットは、宗教を否定した戦後の中国共産党政権の侵攻を受け占領された
☆ダライ・ラマー4世は、インド北部のムスーリーに逃れ亡命政府を樹立
☆中国とチベット亡命政府ともに、宗教や信仰の維持の難しさに直面している
☆ラマは、自身の立場については、中国側の武力制圧に対しても非暴力を説く

☆宗教者が国王となっている国はチベットだけではない


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何が正しいか悩ましい宗教と国家(『手にとるように宗教がわかる本』記事より画像)