

☆罪を悔い改め、神の国に行くことを目標とし永遠の幸福を願う宗教
☆天国の反対概念である地獄の存在は、聖書に具体的に書かれていない
☆地獄という概念は、キリスト教が教会の勢力を拡大していく際に作られた

☆「教会に敵対するものは地獄に行く」との脅しのようなものが有効であった
☆教会の教えに背く者は地獄行きという脅しは、カトリック教会の決めぜりふ
☆カトリックの教皇は、イエス・キリストに託された天国の鍵をもつ
☆教会に破門されるということは、すなわち天国への道は通れない
(地獄行きの決定を意味する)
☆カトリックの信者は庶民から王に至まで破門を非常に恐れた
(象徴が破門を宣告した教皇に神聖ローマ皇帝が屈した「カノッサの屈辱」)

☆「煉獄」に、天国に行く資格はないが地獄に行くほどの悪人でもない者が行く
(「煉獄」で人は厳しい責め苦を味わされる)
☆免罪符は、それを買うとこの「煉獄」から天国へ行けるという切符
(免罪符が大流行し、教会は大もうけをする)
☆教会にとり、「煉獄」や地獄は信仰を維持し自らの権威を高めるための必要悪
☆教会権威に挑戦したマルティン・ルター
(破門をものともせず免罪符を売りつける教会を弾劾し宗教改革がスタートした)


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「神様はありがたい」よりききめのある「GO TO HELL」
(『手にとるように宗教がわかる本』記事より画像引用)