
☆「欲望の民主主義」「欲望の資本主義」の言葉が大きな反響を呼んだドイツの哲学者
☆彼が来日し、講演、様々な対話を繰り広げ、日本を駆け抜けた
☆深まる分断、人々の様々な想いが錯綜し、欲望が蠢(うごめ)く時代
☆哲学の言葉はどこまで届くのか?思索のヒントを探る
☆ガブリエル番組でのコメント
*日本に張り巡らされた社会の網の目は窮屈かもしれない
*そこにある見えない壁(ファイアウォール)を乗り越えないといけない
*日々 家族でも友人でも冷笑的で反民主的な態度に出会ったらノーと言おう
*「自由」に考えることに最上の価値を置くべきです

☆”The world around you is not what it seems.”
☆21世紀ではアイデアは、経済システムに取り込まれている
☆時代において何かを表現したいならば 時代にあった表現を見つけるのが必要
☆そこで戦わなければ考えを人に伝えることはできない

☆ドイツ憲法の最初の1文には「人間の尊厳を不可侵である」とある
☆ドイツなら「人間の定義」こそが基本
(ドイツの第一次・第二次世界大戦の失敗は「非人間化」のせいだった)
(確固たる人間の概念が必要)
☆「人間とは何か」に疑いを持ってはならない
☆私たちには「見えない皇帝」がいて、哲学が「見えない皇帝」です
☆技術の進歩が人間性を損なうのですか?
*人間性はその度合いが減ったりするようなものではない
*人間性は、動物で本質的に10万年間は変わっていない
*技術によって我々の自己像は変わる
*技術の進歩への適応は自己認識を変えてしまう
*私たちは、ロボットを通して自分たちを理解するようになった
*私たちの倫理と行動様式を変えてしまう
*コンピューターによる社会の支配につながりかねない
*日本社会はまだ民主的ですが、しかし民主主義は脅かされている

☆私は一貫して自然主義に反対
☆自然科学は、最高の知識ですがあくまで知識に過ぎません
☆自然主義は気象変動と同じくらい危ないく、自然主義は知的な病

☆現代の情報社会を表すならば「ポスト真実」ではなく「モア真実」だと思う
☆「モア真実」における真実の多くは間違っている
☆人々は間違った信念を持つようになっている
☆ネットでは誤った信念をもとにした情報が増殖している


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~マルクス・ガブリエル 日本を行く~
(BSNHKスペシャルテレビ画面より画像引用)