
☆「朝日新聞」を批判する言説は、今やひとつのマーケットを確立したと言っていい
☆「朝日新聞」の「日本のリベラリズム=戦後民主主義」は激しく嫌われている
☆日本のリベラルは「国の愛し方」を示さなければならない
☆「朝日的リベラル」は、「愛国」と「軍国主義」を同義であるとして批判していた
(「生まれた国をなぜ愛してはいけないのか」との素朴な疑問に答えられない)
(日本のリベラルを「愛国心ない」「反日」新聞との見解になる)
(日本のリベラルは、日本が戦争に敗れた軍国主義と一緒に愛国主義も葬った)
☆そこに「朝日ぎらい」の大きな理由が潜んでいる

☆世の中には物事を「党派」に分けて判断したがる人が多い
☆朝日新聞出版が発行しているんだから、朝日を擁護する内容と決めつける
☆物事を「党派」に分け、属さない者に「敵」のレッテルを貼って批判する
(世界を善と悪に分割してしまえば自分の立ち位置が安定する)
☆シンプルな生き方の人は、日本にも世界にもものすごくたくさんいる

☆朝日新聞が、日本・世界でなぜ議論の焦点になるのか
☆「リベラルぎらい」の現象世界各地で同時多発的に起きている
(アメリカでトランプ大統領が誕生し、イギリスが国民投票でEUから離脱)
☆日本でも世界でも、人々の価値観はますますリベラルになってきている
☆リベラル化・グローバル化・知識社会化へのバックラッシュ(反動)は世界中で起こっている現象

☆「アイデンティティ闘争」が活発化は、「世界のリベラル化」が進んでいる
☆「自由な個人が、自らの可能性を社会の中で最大化できる」というリベラルの理想の追求
☆差別によって自由を抑圧する植民地支配の歴史は全否定される
☆世界のリベラル化が進めば進むほど、「私たちも差別・抑圧されてきた」という声が次々と上がる
☆近現代史の再定義で先の大戦における原爆投下の是非
(日本人は、「原爆投下は『天災』のようなもので仕方がない」とある意味諦めてきた)
(近年「原爆投下は戦争犯罪だ」という声が高まってきた)
☆世界でリベラル化とそれに伴うアイデンティティ闘争が進んでいる、
☆これまで「正しい」とされてきた価値観や歴史観が、ひっくり返ってしまう

☆グローバルに活動しようと思えば、「リベラル化」に適応するほかない
☆経営トップ「南京大虐殺は幻だった」と言えば、巨大な中国市場を失ってしまう
☆リベラルの普遍原理を貫徹しない限り、世界でビジネスを行うことはできない時代

☆口では「暴力はいけない」と語る政治家が家族に暴力を振るっていたり、
☆「家族が大切だ」と言いながら不倫している
☆昔には、ダブルスタンダード(あの人ならしょうがない)が許された
☆シングルスタンダードを徹底するのは、リベラル化が進む社会で生き残るために必須のスキル
☆朝日新聞等は、ダブルスタンダードの罠に陥っている
☆リベラル系のメディアは、政府が進める裁量労働制の拡大に反対の論陣を張る
☆テレビも新聞もそれを報じているが、記者たちは裁量労働制で働いている
☆リベラルを名乗る以上、リベラルがどのようなものか、身をもって示す責任がある
☆リベラルは、社会に対して力を持つが、逆にダブルスタンダードをはげしく攻撃される


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朝日ぎらい(Conceited?)(現代ビジネス記事より画像引用)