

☆最強官庁・財務省が「ノーバンしゃぶしゃぶ饗応事件以降、最大の危機」を迎えている
☆学校法人「森友学園」の国有地売却に関する決裁文書の改竄問題
(財務省は前国税庁長官が主導したと認定)
☆当時の理財局職員ら計20人を処分したが、改竄の理由は突っ込んだ検証はしていない
☆財務相が続投したことでメディアの批判はそちらに集中
☆財務省幹部は「麻生大臣は救世主、辞めたら財務省が袋叩きにあった」と胸をなで下ろす

☆「こんなこと(改竄)はできません」と言ったノンキャリ職員は職務から外す
☆キャリアは、休日返上で改竄作業をやらされた
(近畿財務局の上席国有財産管理官が自宅で自殺した)
☆彼は「財務省の指示があった」と洩らしていたという
☆財務省を救った大阪地検特捜部
(大阪地検特捜部長は「虚偽の文書を作成したと認めるのが困難だった」と説明)
(佐川氏、理財局長、総務課長、国有財産審理室長ら計38人全員を不起訴処分とした)
(大阪地検特捜部部長同期のトップランクで出世し移動)
☆大阪のオンブズマン関係者はコメントする
(財務官僚だからと無罪放免にしたとしか思えない)

☆福田事務次官がセクハラ問題で辞任
☆前代未聞の不祥事の連続に、省内ではあきらめムードが漂っている
☆後任人事は、水面下で”リーク合戦”が行われている
☆主計局長が、事務次官の既定コースで岡本主計局長が次官がなる予定でした
☆浅川氏が次官(麻生首相時代に秘書官を務めた麻生氏の”懐刀”)
(財務省入省以来、国際畑を歩いてきた)
☆財務官から事務次官への昇格は異例だが麻生氏が強ぐ推した

☆財務省は、財務省解体論や歳入庁創設構想に警戒感を示している
☆財務省の”エンジン部”ともいえる主計局を財務省から切り離す
(内閣官房へ移管するという案も動き出した)

☆19年10月に追った消費税率10%への増税である
☆米朝首脳会談が実施され、北朝鮮情勢も切迫し、「安倍3選」への流れがほぼ固まりつつある
☆安倍首相が、3回目の消費増税先送りを考えているのではないかとの憶測が飛ぶ
(自民党の若手議員の中には「アベノミクスは一定の効果は上がった」の意見多い)
☆19年10月からの消費増税は凍結すべきだとする動きが出ている
☆岸田文雄政調会長も石破茂氏も「増税派」
☆総裁選では、安倍首相が『増税凍結』を言い出す可能性もある


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次官人事の後遺症と自民党内の増税反対加速で財務省に無力感広がる
(『THEMIS7月号』記事より画像引用)