キリスト教は異端と正統に分裂を繰り返す☆キリスト教では、イエスの真の教えの論争が行われ分裂が絶えない
☆「マルコ」「マタイ」「ルカ」「ヨハネ」の４つの福音書 （いくつもの解釈が生じた）
☆キリスト教は、聖書と外典や偽書をどう扱うかに悩まされ続けてきた
☆キリスト教の悩み（コーランが根本聖典イスラム教、多様性に寛大な仏教では生じない）
☆「イエスは神なのか人間なのか」人間として生き、死んだイエスは、三日後に復活し天に昇る
（イエスは、神の右につくというあいまいな存在）
☆「三位一体説」３つをが正統として認められる（「神」「神の子」「聖霊」）
（イエスは、神でもあり人でもあり聖霊の存在とされた）
☆カトリック、プロテスタント、ロシア正教では、三位一体を信仰することが求められる
キリスト教ニカイア公会議での分裂☆神とイエスを同質とするニカイア信条の承認
☆イエスは神とは異なると説いていたアリウス派を異端とする
☆異端とされたアリウス派は、ゲルマン民族の間で広く信仰される
キリスト教エフエソス公会議での分裂☆聖母マリアをの呼称で分裂
☆イエスが神の子なら、マリアは「神の母」とした
☆聖母マリアを「神の母」を否定したネストリウス派を異端
☆異端となつたネストリウス派は中央アジア方面へ伝道
（唐の時代には「景教」として中国にも伝わる）
キリスト教カルケドン公会議での分裂☆三位一体説での分裂
☆イエスは神性と人性の両方をもつとい説を採択
☆イエスは神性のみあるとした単性派を異端
☆異端とされた単性派は、コプト正教会などの東方諸教会として活動
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キリスト教は異端と正統に分裂を繰り返す
（『手にとるように宗教がわかる本』記事より画像引用）