百万石をつないだ前田家３代の秘訣

前田家は、石高の高さから徳川将軍家に常に警戒される存在

幾度ものお家取りつぶしの危機が有った前田家

前田利家（初代）『掴め戦国ドリーム』
　☆１８０ｃｍ以上の身長で、長い槍を自在に振り回し『槍の又左』と呼ばれ恐れられた
　☆利家は戦いぶりは、信長の信頼を得、若くして信長の親衛となる
　☆利家は、携帯用の「陣中そろばん」を使い兵糧や金銀の計算をしていた
　☆上司柴田勝家と親友豊臣秀吉の覇権争いが勃発し利家は板狭みとなる
　☆豊臣秀吉より「利家殿の力を貸して欲しい」と頼られ、先陣を切り戦い勝利に貢献
　☆その結果、秀吉に能登、越中、加賀の三国、８３万石を与えられた
　☆利家は、得意のそろばんで検地をおこない、領国経営に乗り出した

前田利長（２代）『徳川家とギリギリ外交術』
　☆利長は、家康の罠で、家康暗殺計画の首謀者と決めつけられた
　☆利長は、金沢城に新に城壁を構築し、疑惑を購らす為、使者を家康におくる
　☆家康の要求は、利長の母「まつ」を人質として江戸につれてこいとの要求
　☆利長は、家康の孫娘を金沢へ送ってもらう人質交換を提案
　（家康と親戚関係になり安泰となる）
　☆「関ヶ原の戦い」では、東軍と戦うかの選択で、西軍を支援しなかった
　☆「関ヶ原の戦い」１ｹ月まえ出陣し、越前に到達し金沢に反転した
　☆利長は、利常（三代目）を家康の孫と結婚させ当主の座を譲る
　（秀吉と繋がる利長は、常に徳川に狙われる、自ら毒を飲み他界した）

前田利常（三代目）『美術工芸品を極めた』
　☆幕府から謀反の疑いをかけられながら、奇策で苦難を突破していく
　（かぶき者で自ら江戸に乗り込み、謀反の事実無い事を証明した）
　☆生き残りをかけて勝負に出た策は、文化路線
　☆その後の金沢の多くの工芸品を生む

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出典、『ＮＨＫ歴史秘話ヒストリア』