高級ブランドが路頭に迷う!?百貨店大量閉鎖時代
百貨店の大量閉鎖時代の到来で、有名ブランドの淘汰は始まるのか化粧品や服飾雑貨、衣料品の有力ブランド品は、百貨店とコーポレートブランドして価値を高めてきたショッピングセンター（ＳＣ）や商業ビルなどマス市場で「果実」をとるという戦略を展開してきた百貨店の相次ぐ閉鎖計画や、都市型百貨店自体のブランド力低下従来の販売戦略が機能しなくなる可能性が浮上している出典、ＤＩＡＭＯＮＤオンライン（流通ジャーナリスト 森山真二）記事参考＆引用
百貨店（ネットより画像引用）
百貨店の大量閉鎖に頭を痛める大手のアパレルや化粧品メーカー
百貨店業界では、そごう・西武は池袋店のみ、三越伊勢丹は、伊勢丹の新宿本店、日本橋三越、銀座三越があればいいといわれているそごう・西武は、そごう柏店や西武筑波店や西武百貨店八尾店の閉鎖を決定した業界では「まだまだ、百貨店には閉鎖予備軍があるのではないか」と観測されている百貨店経由のブランド戦略に陰り？大量閉鎖の影響大きい化粧品業界大手化粧品メーカーは、百貨店に高級ブランドを導入しブランドイメージ、ブランドの価値を高める契約している化粧品専門店や、ドラッグストアで値ごろ感のある商品を販売し利益をとる構造です化粧品メーカーの有力チャネルは、ドラッグストアやネット通販に移っているドラッグストアは、化粧品メーカーにとってメインのチャネルになっている百貨店でイメージを確立し、他チャネルで果実を採る戦略がますます難しくなる百貨店から撤退を始める!？海外の高級ブランドの戦略見直し海外のラグジュアリーブランド（高級ブランド）も日本国内の戦略を見直さざるを得ない百貨店側でもブランドイメージの高い欧米のブランドについては、商品代金の５％の手数料です一部の高級ブランドにとっては、まさに「百貨店さまさま」だった外資は、ドライに百貨店から撤退するという決断を下すだろう自助努力の欠如で凋落した百貨店百貨店売上高（１５年＝約６、２兆円）の約３割を占める衣料品の不振が最大の要因「ユニクロ」に代表されるような有力専門店やネット通販が市場を拡大するなどの外部要因もある一部で自社開発商品や自主運営売り場作りに取り組んできたが、成功しているとは言い難い状況どこに行っても同じアパレルメーカーの商品が並び、同じような売り方の百貨店ブランド側は、その影響をモロに受け、共に凋落しつつあるのが実情です