ＡＭＥＲＩＣＡ　ＦＩＲＳＴ

トランプ旋風「米国第一主義」の舞台裏

トランプ氏の日本非難が日米同盟への米側の新たな政策に反映されていくのでは？
誰が次期大統領になっても「トランプ氏が訴えた日米同盟不公正論」は今後の政権にも吸収されるのでは？
アメリカ政府の対外安保政策も、今後検討・再形成する見通しが強い
日本にも覚悟が問われるのでは？
ＴＨＥＭＩＳ６月号記事（古森義久氏）参考＆引用（真相が記載されている雑誌で私の愛読書です）












ＡＭＥＲＩＣＡ　ＦＩＲＳＴ（ネットより引用）

「米国は日本を守るが日本は米国を守らない」演説の背景
日米安保の聖域に踏み込んだトランプ氏の日本に対する一連の発言が日米両国に衝撃波を広げた
「日米同盟は一方的で不公正だ」「在日米軍は撤退してもよい」「日本は核武装しても構わない」
トランプ氏は戦後７０年もの日米両国の安全保障関係の根底の「聖域」へと踏み込み従来の枠組みを否定した

トランプ候補が「日本非難」を打ち上げたのは、
アラバマ州のフットボール・スタジアムで３万人を集めた決起集会だった
アメリカは日本が攻撃された場合、日本を防衛することが義務づけられている
日米安保条約の規定では、日本はアメリカを防衛支援する必要はない
日米同盟の実情をアメリカにとって不公正だと非難したわけである

トランプ氏なぜ日本非難を述べるのか？
第１の要因
　☆アメリカは日本や韓国という経済上の競争相手を防衛することを誓っている、
　☆その見返りをなにも得ていない
　☆アメリカは日韓両国に対しては貿易赤字を増大させる一方です
　☆アメリカにとって損か得かの計算の発想です
　☆トランプ氏の選挙での最大スローガンの「アメリカ・ファースト」

第２の要因
　☆アメリカの底流に、安保面での日本批判が長年実存してきたことです
　☆日米同盟は双一務性がない点でアメリカの全世界の同盟関係でも異端です
　☆日本側の憲法九条の防衛制約に発する集団防衛の禁止は、対米同盟を片務的にしてきたわけです
　☆日本の「防衛ただ乗り」批判が浮上しています
　☆イラクのクウェート占領に対する第一次湾岸戦争でも、日本の非参加が批判を生んだ
　☆トランプ氏は、安保面での対日不満を扇情的にすくい上げスピーカーで宣伝した

日本非難の輪が広がる？
トランプ氏的な煽りの日本批判は「ジャップ」の為に防衛費を使うのかとの言葉にも結び付きました？
日米不公正論は広がり、言葉の暴力にもつながりかねない危険が示されています
更に「アジアの同盟国」「アメリカが防衛するアジアの国」の同盟国の共同防衛負担は公正ではないと批判した
アメリカが防衛している諸国はその経費を払わう必要がある
支払わないのなら、それら諸国に自らの防衛はしてもらう、それ以外に道はない