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五街道と脇往還

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江戸を起点とする五街道の担った重要な役割とは?

五街道の主たる役割は、公用旅行者の便を図るべく整備された
商品輸送や参詣路として賑わった脇往還
歴史REAL「大江戸八百八町」記事参考&引用










五街道(歴史REALより引用)

公用旅行者の便を図るべく整備された主要陸路
江戸を起点とする五街道(東海道・中山道・日光道中・奥州道中・甲州道中)
東海道を皮切りに、順次宿駅制度が整備され日本橋を起点とする一里塚が設置された
江戸と京都を結ぶ街道、東海道(五十三宿)中山道(六十九宿)
日光道中(二十一宿)は、日光東照宮にいく為整備
奥州道中(十宿)は、日光道中と宇都宮で分かれて陸奥に行く為整備
甲州道中(四十四宿)当初親藩領であった甲斐との連絡を密にするため整備

五街道の主たる役割
公用の旅行者の便を図るために整備(庶民も通行可能)
参勤交代の大名(東海道の場合は百五十名前後が利用)年賀その他で江戸に参府で利用
日光例幣使として赴く公家や遠国奉行・代官などが利用
幕府の御用で勤務地と往来する幕臣などが利用

商品輸送や参詣路として賑わった脇往還
五街道は一般の旅行者も利用ができた
公用の旅行者の通行の場合、道端に寄って下馬するか、往き過ぎるのを待たなければならなかった
道を急ぐ庶民は、脇往還(脇街道)を多く利用した

江戸には多くの脇往還があった
内藤新宿から青梅まで青梅街道、江戸城城壁用の石灰を運ぶ為の道路として整備された
石灰輸送が舟運を利用するようになると、武蔵野諸村と江戸を結ぶ商品輸送路として重視された
伊奈の石工が、江戸城修築のために通い、木材・炭などの輸送路となった伊奈道(五日市街道)
大山詣での男たちで賑わった厚木大山街道

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