Quantcast
Channel: 慶喜
Viewing all articles
Browse latest Browse all 13377

転機迎えるアベノミクス

$
0
0
SMBC日興証券の東証1部上場の924社を集計結果

16年3月期の営業利益は、前期比9.8%増で4年連続の増益となり過去最高を更新見込み
17年3月期は、アベノミクスが始まって以降初の営業減益に転じる見通し
自動車産業などの輸出産業にマイナスの影響を与える円高が左右する
Y!ニュース(毎日新聞)記事参考&引用


17年3月期決算(毎日新聞記事参考&引用)

円高の影響
「円安の追い風で実力以上に収益が伸びたが、今年に入って大きく潮目が変わった」トヨタ自動車社長談
トヨタは昨年末に1ドル=120円程度まで進んだ円安の追い風を受け、利益が2年連続で2兆円を超えた
トヨタは、想定為替レートを前期から15円高(105円)に設定した結果、9350億円の利益が吹き飛ぶ見通しだ
SMBC日興証券は、輸送機器全体で17年3月期の経常利益が約22%減少すると予想する

新興国経済の影響
中国など新興国経済の減速を受け、鉄鋼や電機など輸出比率の高い産業への逆風が強まる
新日鉄住金は16年3月期の最終利益が前期比32%減、鉄鋼業全体でも55.2%減
ソニーは、新興国でのスマホ需要の落ち込みを受け、半導体分野で286億円の営業損失を計上した

14年から続く原油安は、大手商社を直撃
三菱商事と三井物産は海外資源事業の評価損から創業後初の最終赤字に転落した
原油価格の下落は運送業には追い風
 ☆ANAホールディングスは、過去最高を更新、空運業の最終利益は33.1%の増益

個人消費
百貨店業界は、株安のあおりを受け、富裕層向けの宝飾品など高額商品の売り上げが低下
三越伊勢丹ホールディングスは、16年3月期の営業利益は前期比0.1%増と伸び悩む

Viewing all articles
Browse latest Browse all 13377

Trending Articles