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下流老人(一億総老後崩壊の衝撃)

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『下流老人』になる要因を五つに大別

本人の病気や事故により、高額な医療費がかかる
高齢者介護施設に入居できない
子どもが、ワーキングプアや引きこもりで、親に寄りかかる
熟年離婚
認知症でも周りに頼れる家族がいない
『下流老人(一億総老後崩壊の衝撃)』「ほっとプラス」の代表理事藤田さん出版
週刊朝日 2015年7月号の記事参考&引用








『下流老人』(ネットより引用)

老後の貧困は、ひとごとではない
貧困高齢者を、藤田さんは、「下流老人」と名付けた
普通に暮らすことができず下流の生活を強いられる老人という意味です
生活保護を受給する高齢者は、65歳以上の約80万世帯(受給世帯の約50%)です
今は核家族が多く、頼りの子どもは派遣切りやニート

『下流老人』でのイベント
1部上場企業で働いてきた男性が、離婚してから、お金を節約できず貧困になる
不動産会社社長が、土地が転売できず破綻、元社長は「老後の心配無用」と年金も払っていなかった

80歳の老母と45歳の息子の生活苦
福祉施設に勤める息子の給与は手取り23万円
賃貸マンションの家賃を息子が払い、母親が光熱費と食費を払う
母は息子がいないと年金だけでは住めず、その息子が母に寄りかかる

「カフカの階段」(貧困へ人が落ちていく様子)
労働、家族、住居、金銭を失い、ついには野宿という究極の貧困状態に
落ちるときは一段、一段落ちるが、最下段まで落ちると、簡単には上に上がれない
住所がないとハローワークで職も得にくく、生活保護を受けるのに時間がかかる

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