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江戸時代の公家
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烏丸光広 ⇒主君正親町天皇→後陽成天皇→後水尾天皇
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中山愛親 ⇒主君桜町天皇→桃園天皇→後桜町天皇→後桃園天皇→光格天皇→仁孝天皇
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公家とは
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朝廷に仕える貴族・上級官人の総称、三位以上の位階を世襲する家
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鎌倉時代以降、武力で天皇に奉仕する幕府を武家、儀式と文治で天皇に奉仕する宮廷貴族を公家
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公家略史
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平安時代末期頃から、家柄が限定され、摂家の確立で家格が固定化
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公家社会においては、家格によって昇進できる官職が定まりました
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公家の上流貴族は、荘園寄進を受けて本家として荘園支配を行い経済的基盤を築く
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鎌倉時代では、軍事警察権と東国支配を担当する武家政権(鎌倉幕府)
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政務一般と西国支配を所掌する公家政権(朝廷)が存在しました
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室町時代には、公家政権の権限は有名無実化しました
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江戸時代に入ると、公家社会は幕府から保護を受けました
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天皇と公家を規制する禁中並公家諸法度が定められ、公武関係が規定されました
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明治維新を迎えると、公家社会は解体され、公家は華族身分へ移行しました
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華族制度は、日本国憲法施行に伴い消滅しました
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江戸時代の公家(ネットより引用)
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烏丸光広生涯
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弁官や蔵人権大納言に進み、正二位に昇進
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後水尾上皇からの信任厚く、公卿の中でも特に幕府側に好意を寄せていましていました
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歌集に『黄葉和歌集』、著書に『耳底記』『あづまの道の記』『目覚草』等などがあります
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東行記(東下りの際に書かれた紀行文です)
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光広流
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光広の書は寛永の三筆とならび称されてます
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ユニークな書は、「光広流」言われています
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中山愛親略歴
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参議、権大納言、議奏に任命され、光格天皇に近侍しました
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天皇の父閑院宮典仁親王に対し太上天皇号を宣下することに腐心しました
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老中松平定信と対談釈明したが、閉門を命じられ、議奏を罷免されました
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尊号一件で、江戸城の将軍徳川家斉の前で堂々たる抗議をしたという伝説があります
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この経過に触れている漫画、みなもと太郎の『風雲児たち』があります