中国の馮道（ふうどう）は、救国の政治家です
日本でも総理大臣が、長期政権の時、国力は上昇しています（吉田・佐藤・小泉首相）歴史でも解ります様に、乱世・政権が安定しない時、国力がダウンし他国に侵略されています
日本国の衰退とその原因
日本の政権安定して無く、日本の首相は一年ごとに変り、日本は乱世ですロンドン、ローマの大都会を歩けば、以前有った日本語の新聞が有りません日本の影が薄くなり、テレビや新聞で、日本がとりあげられることも少ないです次の米国の駐日大使も、大統領選挙で功績が有った、論考褒章のケネデー女史です
馮道（引用）
馮道書（引用）
乱世でも、生き残った宰相馮道唐から宋への五王朝で、２０年間宰相を勤めました処世術は、生涯の回顧本で、「家で孝であり、国に忠であった」と書き残しています馮道略歴中国・五代十国時代の政治家です後唐・後晋・・後漢・後周の五王朝、１１人の皇帝に高官として仕えました家柄も中小地主の出身であり、いわば庶民出の能吏でした世人から敬愛され、他人と競うことのない人柄・庶民に対する思い深い人柄の人物でした文化事業で、馮道は遺産を残しています（儒教経典の木版印刷が、２０年以上を経て完成）馮道の仕事の功績時代ともに、その人物の価値観・評価は変りますが、馮道のお陰で中国が安定していたのも事実です何事かを成し遂げるのは容易でなく、首相が１年毎に替わる日本で、首相が領土問題に取り組めないと思います目まぐるしく政権交代がつづく昨今、学ぶべき点多々有ると思います宰相の職務・任命は皇帝の信任をうけて行政実務にたずさわる最高公職者です皇帝か代われば、宰相は罷免されますが、王朝が変ったのに、変らないのは信じられない出来事です五王朝で宰相をつとめた男など無節操な不忠者宰相か？『忠』では、一王朝・一皇帝に忠義を尽くすのが生きる道と言われています馮這は「国に忠なり」とは書き残しましたが「君に忠なり」とは書き残していません君主に尽くすことよりも、大勢のおもむくところを察し、現世にあふれる民のために尽力することでした乱世を生きた同時代人は「寛厚の長者」と称賛しております