$ 0 0 江戸時代の文化人 伊藤仁斎 ⇒儒学者・思想家、日常生活の中で倫理と人間像を探求 富士谷成章 ⇒国学者 小幡景憲 ⇒武将・兵学者 江戸の文化人(ネットより引用) 伊藤仁斎 子も優れた儒学者で、東涯・梅宇・介亭・竹里・蘭嵎で、世上「伊藤の五蔵」と称されました 古義学を提唱し、著書として『論語古義』『孟子古義』『語孟字義』『中庸発揮』『童子問』『古学先生文集』などがあります 朱子学の非儒教的な思想を批判しました 朱子学の「理」の思想に反して、「情」を価値づけしました 客観的でよそよそしい理屈よりも、人間的で血液の通った心情を信頼する性善説を唱えました 富士谷 成章 国語の時代区分・品詞分類などに功績を残し、和歌の変遷を示した著書「六運略図」「北辺七体七百首」は有名です 語学書「挿頭抄」(副詞の研究書)「脚結抄」(助詞・助動詞の研究書)は、文法の研究における画期的な成果です 歌集に「北辺成章家集」、詩集に「吟候社詩稿」があります 小幡 景憲 甲斐武田氏の家臣で足軽大将・小幡昌盛の三男として誕生 武田遺臣とともに、徳川氏に仕えましたが、徳川秀忠のもとを出奔して諸国を流浪しました 関ヶ原の戦いでは、徳川氏の家臣・井伊直政に属して戦功を挙げた 景憲は甲州流兵学者の創始者として名高く、多くの武士に教授しました 軍学書『甲陽軍鑑』で、景憲は小幡家伝来の原本を入手し成立に携わりました