ＮＨＫ『歴史秘話』より『四国遍路』
空海は『大学で一生懸命勉強出世するを目標にする人生で良いのか？』悩みました四国の辺地で、お経を１００万回唱えれば、回答が出る事を知り『四国遍路』を実施しました『遍路』で悟った事は『自分ばかり救うことに明け暮れず、他人も救う事』で庶民の宗教『真言宗』創立
四国遍路（ネットより引用）
日本で、巡礼という言葉は、平安時代前期から使われていました
辺地を巡るミチ、つまり「辺路」ということばが作り出され「遍路」に変わりました古代の旅は苦行で、都から遠く離れた四国の旅は苦しい旅でした止むに止まれぬ内心の切実な信仰的な理由から、修行僧たちが旅をしました霊場八十八ヶ所の形成＆由来真言宗派だけでなく、天台宗、臨斎宗、曹洞宗、浄土宗、法相宗、国分寺は華厳宗のお寺も有ります八十八ヶ所の起源については、誰によって定められたかは、定かではありません選定された根拠（米の字の分解による八十八）（八塔の倍数に基づく）（三十五仏と五十三仏とを合した数）他遍路と関係の深い真念の宣伝活動空海の聖地巡礼としての性格から、真言宗以外の僧侶も参加しました高野山の真念が、四国の山野をめぐり、空海の霊場を二十余回実施し「四国遍路道指南」を出版しました真念が「道指南」を刊行したことは、四国遍路を一般庶民のものとする大きな要因となりました四国の厳しい交通条件で年間２万人位実施（一般庶民、農民、乞食も多数いました）四国路では、民衆が遍路に対して便宜を与える、「お接待」の風習が行われています旅費が低いことや、四国が温暖な地なので流浪に適しています遍路に対する四国人の同情心、すなわち接待です空海は、お接待をする事は、お経を述べているのと同様と、教えています「お接待」の種類（自宅近くの道を通る遍路への接待）（霊場近くの村落民による接待）等