ＮＨＫ歴史秘話『琉球王朝』を視て
中国習国家主席が、沖縄は中国領土との記事を見て、中国は『なんでもかんでも』クレームを付ける国家？５回程沖縄県に行きましたが、沖縄が日本国で無いなんて考えてもいませんでした、歴史を知る必要性痛感！！！第二次大戦で、４人に１人県民が死んでおり、教科書問題で、沖縄県揺れるのも成程と思いました沖縄県は、現在紛争中の『ウクライナ』的要素も有るのですかね？
沖縄県（ネットより引用）
琉球王国の設立
隋書によると、「流求」は、福建省の東海上に位置する一介の島と記載されています１４世紀、沖縄本島の中山王が明の皇帝に朝貢しました台湾は「小琉球」、沖縄県は「琉球」として勢力圏を指す地域名称として定着しました琉球王国の歴史１２世紀、源為朝が、沖縄県の地に逃れ、その子が琉球王家の始祖舜天と言われています？住民の先祖は、九州南部から、１０世紀前後に南下して定住した人が主流です中国明王朝時代、久米三十六姓の人々が、琉球に渡り定着しました第一尚氏王統統一（尚泰久）が国を平定しましたが、内乱が絶えず瓦解しましたその後、クーデター？で、第二尚氏王統統一で、尚円王が王位を継承し、第二尚氏王統が成立されました薩摩による琉球侵攻豊臣秀吉が、李氏朝鮮を攻める際、琉球王国に助勢を命じたが、明の冊封国のため国王は拒否しましたしかし実際には裏で、琉球は日本軍に食料を提供し、日本軍に協力しました薩摩藩の島津氏は、３０００名の兵で琉球王国の領土だった奄美大島に進軍して勝利しました琉球王国は、薩摩藩の付庸国となり、薩摩藩への貢納を義務付けられ、江戸幕府に使節を派遣しました一方、明・清にも朝貢を続け、薩摩藩と清への両属という体制をとりながらも、琉球王国は独立国家の体裁を保ちました黒船来航アメリカ海軍のマシュー・ペリー提督が首里城に入って開港を求めました両国は琉米修好条約を締結して那覇を開港しました明治時代の琉球の処分明治政府は廃藩置県によって琉球王国の領土を鹿児島県の管轄とし、琉球国王尚泰を華族としました明治政府は、琉球藩の廃止および沖縄県の設置の為、処分官松田道之を派遣し王統の支配は終わりました琉球士族の一部は、琉球処分に抗して、清国に救援を求め問題は尾を引きました外交交渉の過程で、清国への先島分島問題が提案されましたが清国より拒否されました最終段階で、分島問題は流産、琉球に対する日本の領有権が確定しました琉球処分そのものが無効で、琉球は中国の領土であると主張する中国の現役軍人も存在しています琉球王国の経済と中国への進貢船琉球は明に守られ、東シナ海中継貿易を担い、経済基盤をつくり上げましたヨーロッパ諸国が、東南アジアに貿易拠点を築き東シナ海にも進出すると、琉球は東南アジアの市場を失いました日本も、東南アジア領域に進出し、日本人町を形成し、琉球の中継貿易は衰退しました１９世紀に入ると、香港や日本の開港５港などで貿易の中心は移り、琉球の東シナ海での中継貿易の地位はほぼ失われました土地の私有が認められておらず、農業生産性も低く、税金も極めて高かったため、民衆は貧しい生活を強いられました言語＆文化話言葉は、日本語、候文の口語体に近い琉球語が用いられました文字は、首里王府内の公文書や薩摩など日本との外交文書では和文、中国との外交文書では漢文が主に用いられまいた琉歌や組踊などの文学作品では琉球語の和文が主に使用されました