「黒田二十四騎図」尾形探香筆
ＮＨＫ『歴史秘話』で放送され興味深く視聴しました
黒田二十四騎（引用）
「軍師官兵衛」と「黒田二十四騎」
最強の軍師と謳われた官兵衛の活躍の影には、２４人の家臣団、「黒田二十四騎」の存在が有りました「黒田二十四騎」には、力自慢の大酒飲み、知略に富んだクールガイ、都市設計の達人など、強烈な個性と才能の持ち主たちです「黒田二十四騎」チームワークが、発揮されたのが、関ヶ原の戦い前夜で、官兵衛の娘光姫を救出して官兵衛の元に送り届けました「黒田二十四騎」は黒田家の発展に大きく貢献し、黒田家の地元・福岡の民衆の間でも英雄視されています「黒田二十四騎」とは黒田官兵衛・長政父子を支えた２４名の功臣のことで、「黒田二十四騎図」は一枚の絵に描いたものです２４騎が揃って活躍したのは、８年間でした黒田家草創期を築いた功臣を記憶に留めるために描かれたものです「黒田二十四騎図」として描かれたのは、江戸時代中期です福岡藩では、譜代意識の高まり、家格の固定化の必要性が時代背景に有りました藩主黒田斉清が、「黒田二十四騎図」の作成を御用絵師尾形洞谷に命じました尾形洞谷の活動２４騎の子孫の家々に伝来する武具や肖像画の情報を収集し、収集・作成に１１年間掛かりましたこれらの成果を参考にして完成したのが「黒田二十四騎図画帖」ですその後の「黒田二十四騎図」の版画が制作され、藩内に広く普及しました