武田薬品、創業家の乱…外国人社長就任に反対
武田薬品工業では「創業家の乱」外国人社長の就任に、創業一族や元経営幹部らが反対しています
武田薬品（引用）
創業一族の“標的”は
フランス人の次期社長候補、クリストフ・ウェバー氏です武田薬品は、従業員の３分の２を外国人が占めています創業一族は、ウェバー氏が社長になり、海外の大手に買収される事を懸念していますウェバー氏の社長就任を「外資の乗っ取り」と強調しています今後の展開外国人社長と買収を結びつけるのは、論理の飛躍で、反対した株主の持ち株は少ないです外人社長起用理由として、会社側はグローバルに活躍してきたウェバー氏は必要だとの見解です会社側、反対意見の指摘については、株主総会前であることを理由にコメントしていません武田薬品とは、明治維新後には同業者に先んじて西洋医薬の輸入を始めた老舗企業です現社長の長谷川氏は、創業家の武田国男氏の後を継いで就任しました海外企業の買収や、ライバル企業から引き抜いた外国人の幹部登用で、グローバル化を進めてきました