

☆イエスの教えは、当初は口伝えで広まり、時とともに文書にされていった
☆書いたものが用いられるようになると、問題のある文書も現れ始める
☆キリスト教団では、それをなんとかしようという動きが出てくる
☆「正続な教えだけを伝えているもの」を選別する動き
☆BC200頃、正典を作ろうとの積極的な運動になった

☆キリスト教がローマ帝国で公認宗教のひとつに加えられた
☆公認したコンスタンテイヌス帝は、キリスト教にとりわけ目をかけた
☆こういうときの人間集団にはゆるみが出やすい
☆”新教説”を唱える者が、教団内でもてはやされたりする
*「イエスは”優れた人間”「イエス人間説」だ
*アレクサンドリアの司祭が唱える「イエス人間説」りわけ歓迎された

☆「イエスの十字架死で、人間が天国に入れる道が開かれた」
☆「イエスは人間だ」というのでは、論理的に成り立たなくなる

☆「イエスは聖霊により受胎された創主の子」という結論が導き出された
☆アリウス派は異端と結論づけられ、教団から追放された
☆この事件で、正典を定めようという動きはさらに本格化するんだ

☆「カルタゴ公会議」に参集され、正典の最終的な確認がされた
*ユダヤ教の正典聖書を加えて、キリスト教の正典聖書が確定した
*正典聖書は「新約聖書」27巻、「旧約聖書」44巻、計71巻
☆現在カトリックで使われている聖書完成


☆聖書を検討し、旧約聖書から五つの文書を取り除いてしまう
☆それが今日、プロテスタント教会で用いられているプロテスタント聖書

☆日本での代表的聖書の訳書は5つ
*『奮新約聖書』『聖書』『新改訳聖書』『現代訳聖書』
*『新共同訳聖書』(プロテスタントとカトリックの神学者たちが共同で作成した)
☆聖書の原典は旧約聖書がヘブル語、新約聖書がギリシャ語で書かれている



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(『聖書が面白いほどわかる本』記事より画像引用)