
☆古代史最大のクーデター乙巳の変(蘇我入鹿が暗殺され蘇我氏が滅亡した)
☆奈良県明日香村で、入鹿の父、蝦夷の墓ともいわれる小山田古墳が発掘された
☆蘇我氏一族のルーツは、奈良を拠点とした「倭人」といわれている
☆最近「朝鮮半島からの渡来人」との新説が打ち出された
☆文楽や浄瑠璃では古代の大悪人とされるが、時代の変革者ともいわれる蘇我氏

☆蘇我氏の出身地は、朝鮮半島南西部の全羅道地域と推測する
☆明日香村北部では、朝鮮半島南西部の全羅道とそっくりな土器が出土した
☆飛鳥地域は、全羅道地域から人々が渡ってきた場所
(飛鳥に移り住んだのがのちの蘇我氏)
☆蘇我氏は、飛鳥時代を切り開くうえで歴史的に大きな役割を担った
(日本書紀では、蘇我氏の横暴を強調する)
☆蘇我氏は、朝鮮半島から仏教や先進技術を取り入れてた立役者
☆明日香村で発掘された方墳小山田古墳は、蝦夷の墓と推測する
☆坂さん「蘇我氏の果たした歴史上の役割を客観的にみる必要がある」とコメント

☆蘇我氏は稲目、馬子、蝦夷、入鹿が「蘇我四代」と呼ばれる
☆稲目は、娘の堅塩媛(きたしひめ)を欽明天皇のもとに嫁がせる
(用明、推古天皇が生まれ外戚として権力基盤を築いた)
☆稲目の子の馬子は、聖徳太子とともに政治の実権を握る
☆第32代、崇峻(すしゅん)天皇を暗殺するなど独裁色を強めた
☆中大兄皇子と中臣鎌足が、天皇の前で入鹿を殺害し蝦夷も自害し蘇我本家は滅亡

☆飛鳥地域はもともと湿地帯で住みにくく開発も進んでいなかった
☆不便な土地を与えられた渡来人たちが、大陸の先進技術を生かして開発
☆経済だけでなく政治的にも実力をつけ、稲目の時代に権力の中枢に入り込んだ


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“古代の大悪人”か?”時代の変革者”か?(『産経新聞』記事より画像引用)