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☆出家者のみが救済される出家至上主義
☆スリランカや東南アジア方面(タイやミャンマー)に伝わる
(釈迦の伝統を守り、出家し寺院に入って修行を行う僧を在家の信者が托鉢で支える)
☆在家の信者は、出家者をサポートし、その功徳を現世利益として受け取ることができると考える
☆タイなどの仏教国では、出家した僧侶は修行以外、世俗の労働はいっさいしない
(在家信者から非常に尊敬されてる)
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☆大衆部側(大乗仏教)では、独自の仏教世界を構築し経典にしてゆく
☆経典整備で出てくるのが「如来」「菩薩」という悟りの段階
(仏陀のように悟りを開いた存在を「如来」)
(如来になるための修行を十分積んで如来となる資格をもった聖者を「菩薩」とした)
☆釈迦はひとりの人間として悟りを開いて仏陀=如来となった
☆法(ダルマ)が永遠不変である以上、釈迦以前に悟りを開いたケースもある
☆如来はそれぞれに自らが中心となった世界をもつ
(例「阿弥陀如来」「薬師如来」それぞれの如来を中心とした固有の世界観が作られる)
☆釈迦以前に如来となった仏陀以外にも、未来仏が考えられた
(弥勒菩薩は、釈迦入減後、56億7千万年後に現世に現れ如来となる予定の未来仏)
☆釈迦はすべての生き物を救済したかったはず
(釈迦が行った修行は、すべての苦しみを救おうという菩薩行であった)
(菩薩は自分の悟りよりも他者の救済を優先させる利他行に生きる存在とされます)
(如来となる資格があるにもかかわらず、現世にとどまる存在が菩薩)
☆日本には、如何に大衆を救うかの大乗仏教が伝わる
☆さまざまな姿に変化して衆生を救う菩薩信仰が受け入れられた
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☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
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出家重視か大衆を救うべきか(『手にとるように宗教がわかる本』記事より画像引用)