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☆パリのテロ事件は、冷戦構造の崩壊と密接な関係にある
☆冷戦が続く時代、世界は共産主義と自由主義、社会主義と資本主義の陣営が対立していた
☆ロシアや東ヨーロッパの諸国は、共産党が解体され、自由主義、資本主義が導入された
☆中国でも共産党の一党独裁の体制は維持されたが、市場経済が導入された
☆資本主義が対象とする市場が一気に拡大し、新たに経済発展の余地が生まれた
☆急速な経済の発展は、人々に均等に利益を与えるのではなく格差を生み出す
☆格差の中で、救いを与えてくれるのが新しい宗教運動です
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☆日本では、高度経済成長の時代創価学会をはじめとする日蓮系の新宗教が勢力を拡大
☆冷戦構造崩壊以降に経済発展をとげた国では、キリスト教プロテスタント福音派が拡大
☆中国やブラジルがその典型、先進国では、福音派の勢力拡大に翳りがみえる
(日本でも、日蓮系新宗教には翳りが見えている)
☆ヨーロッパでは、冷戦時代に、労働力の不足を補うために大量の移民を受け入れた
☆ヨーロッパの国々でも、急速な経済発展には終わうがもたらされた
☆それぞれの国の人間と移民とで仕事の奪い合いが生まれ、先進国における失業率の上昇した
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☆キリスト教では、宗教の領域(神聖な世界)と俗なる領域(世俗の世界)とを区別する
☆イスラム教では、社会システムの基盤にイスラム法、シャリーアがある
(神のメッセージであるコーラン、預言者ムハンマドの言行録)
☆イスラム教では、法律・社会生活規範・エチケットの領域にまで及ぶ
(イスラム教徒は、宗教生活と世俗の生活とは分離されてない)
☆イスラム教移民の、移民先の社会への統合を難しくしている
☆フランスでは、カトリックの信仰とイスラム教の信仰が対立しているのではない
(世俗主義とイスラム教が対立している)
☆フランスでは、キリスト教の信仰も衰え、イスラム教の発展を際立たせている
☆移民が担うのは、低賃金労働・肉体労働で、移民を追い出すのは今や不可能
☆ヨーロッパでは、イスラム教徒の数はこれからも増え続けていく
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☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
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『宗教消滅纏め』(1)恐るべき未来(ネットより画像引用)