知財権競争で中国が米国猛追

中国が「技術革新大国」の座に王手、知財権で米国猛追

　☆中国は調査研究投資や高度教育制度の拡大
　（知的財産権の所有で世界一の座を奪う勢い）
　☆米大統領は中国が知的財産権を盗んでいると批判し中国製品への高関税をちらつかせる
　（それでも流れは変わらない）
　☆特許専門家は、中国が米国に追いつくのは１０年以内とコメント
　☆現在中国が米国を追い抜いている分野は、オンライン決済
　☆中国では、決済手段として携帯電話がクレジットカードを駆逐した
　（米国には小切手を使っている人がまだ多くいる）

習国家主席が知的財産の保護を強化すると
　☆通信やオンライン決済では既に世界をリードしている
　☆中国の特許申請数は、昨年約１３％増え、日本を抜いて世界第２位となった
　☆中国の国内総生産（ＧＤＰ）に占めるＲ＆Ｄ投資額の比率は２．１％
　☆中国の研究者数は増加の一途をたどっている
ドイツ企業と中国経済
　☆ドイツ＆中国２国間貿易は、昨年過去最高の約２５兆円
　（英国やフランスは、中国との貿易高約８兆円）
　☆ドイツの強い２つの要因
　（ドイツの革新的企業が、成長経済にとり必要とする製品を数多く生産）
　（ドイツは、ルールに沿った世界貿易システムで利益を上げる）
　☆中国は、ドイツ製の自動車や機械を多数買い上げている
　（ドイツ自動車メーカーは、中国で米国販売の３倍以上の売り上）
中国の開放政策が逆回転を始めている
　☆中国企業も、バリューチェーンの上流へ移動してしまった
　☆ドイツは、中国と米国の板挟みになるリスクに直面している
　（自己主張を強める中国と「アメリカ・ファースト」を掲げる米国）
　☆中国におけるドイツ企業の窮状を「ゆでガエル」に例える経済人もいる
中国が心配しているのは、欧州と米国が中国に対して共同歩調を取ること
　☆ドイツ主要企業は、中国市場への依存を深めていた
　☆独政府は中国との衝突を避けてきた
　☆独自動車大手ダイムラーは、中国政府を怒らせないよう臆病になっている
　☆ダイムラー社のダライ・ラマ１４世の言葉を引用したベンツの広告
　（中国で大きな反発を呼んだことを受け、同社はこの広告を削除した）
　☆トランプ関税での、欧州＆米国の争いは、中国にとって天の恵みだ
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出典、ロイター


知財権競争で中国が米国猛追（ロイター記事より画像引用）