五反田駅に用事が有り、不動明王で有名な目黒不動参拝しました
不動明王と仏陀の繋がり、ご利益は？寺院の本尊、寺・門・大日如来の守り神に描かれたり？目黒不動で有名な寺院ですが、多くの人の石碑多いのに驚きました
不動明王（引用）
目黒不動
家光の鷹が戻った松が有った場所
不動明王とは？
厄難除災と煩悩を断ち切る不動明王、起源はインドのアチュラナータ（不動なる尊者）ですヒンドゥー教の代表的忿怒尊のシヴァ神が、仏教の不動明王に変化しました仏教での不動明王 釈迦を中心にした観音曼荼羅の北側の尊格の一つとして、北面の西「不動使者」つまり「使い走り」でした大日如来の使者として童子の姿が、最初の不動明王でした大日如来に従わない人々を従わせるために、恐ろしい姿を仮に顕わした存在になりました不動明王日本への伝来 不動明王信仰は、弘法大師が中国より不動明王を本尊とする経典を持ち帰り始まりました尊格を本尊とする密教が確立し、国家護持に加えて、安産や治病などの祈祷にも用いられました山岳の修験者たちが、密教で、不動明王を執り入れ、護摩行を通して日本中に広まりました関東成田山の発展が大きな力となり、不動明王は密教の枠を超えて多くの人々の中に溶け込みました不動明王は「剣で悪しきものを打ち破り、羂索で言うことを聞かないものを捕ら」われわれを救ってくれる仏です御利益は、行者守護 除災招福 戦勝 悪魔退散 鎮宅など有名不動明王寺院関東寺院＊成田山新勝寺（千葉県）高幡不動、目黒不動尊（東京都）高山不動尊、岩槻大師（埼玉県）三毳山不動尊（栃木県）
関西寺院＊高野山南院（和歌山県）東寺（京都府）
瀧泉寺宗派：天台宗 本尊：不動明王 創建：８０８年 開基：円仁 目黒不動歴史本堂火災で焼失し、護国院の末寺となり、天海大僧正の弟子・生順大僧正が兼務しました家光の庇護を受けて伽藍が復興され、「目黒御殿」と称されるほど華麗を極めました徳川家光の鷹が舞い降りた松でも有名です「江戸の三富」と呼ばれた「富くじ」が行われました（他は湯島天満宮、谷中感応寺）境内の独鈷の滝を浴びると、病気が治癒するとの信仰がありました落語の目黒のさんまは、この近辺にあった参詣者の休息のための茶屋が舞台です目黒不動境内大本堂へ至る急な石段があり、前不動堂、勢至堂、地蔵堂、観音堂、阿弥陀堂等が有ります境内の池は、円仁が寺地を定めようとしてた時、地から霊泉が涌き出し、今日まで枯れていません甘藷先生（青木昆陽）碑、北一輝碑、本居長世碑が有ります