

☆過度の元安を防ぐ操作を、今年に入って停止している
☆好調な輸出を背景に、元急落や資金流出への懸念が和らいだのが要因
☆17年の対米貿易黒字が過去最高で、外貨準備も増加に転じた
☆元売りや資金流出の懸念が和らぎ、過度の通貨管理の必要性は薄れつつある
☆欧州各国の中央銀行は、外貨準備に元を組み入れ始めた
☆三菱東京UFJ銀行とみずほ銀行も中国市場で人民元建て債券(パンダ債)を発行した
(“本丸”の中国市場では初めて)

☆元安が加速した時期、人民元はさまざまな資本流出規制や為替介入措置を講じてきた
☆一時期2.9%と円の2.8%を上回り「第4の国際通貨」にのし上る
☆その後、為替操作が嫌われ、1.75%と6位に後退
☆今年、上海市場の人民元相場が、約2年半ぶりの元高水準で終わった

☆ドイツ連邦銀行は、外貨準備に元を加えると発表
☆フランス中央銀行は、外貨準備の一部として元を保有していると報じた
☆三菱UFJとみずほの両行が、中国市場でパンダ債を発行
☆パンダ債であれば、日本の大手企業が現地で、元を調達する有力な手段となる

☆元高が進みすぎると、輸出産業の価格競争力が失われる
☆富裕層が、元とビットコイン交換し、ドルなどに換え、資金を海外に移す動きが出始めた
☆中国政府は国内の仮想通貨取引所を閉鎖した
☆投資家は、新たに生み出したのが、仮想通貨「Tether」を使った「抜け道」


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「人民元」国際化に中国の野心再浮上(『産経新聞』記事より画像引用)