

☆突然死に至る心筋梗塞や脳梗塞といった合併症につながるため治療する必要がある
☆糖尿病患者が激増する中、合併症を抑制する有効な治療法はこれまで明らかにされていなかった
☆日本発の研究により安全に、脳・心血管疾患を抑制できる可能性が出てきた

☆高血圧か脂質異常を併せ持った2型糖尿病患者2542人を2群に分ける
☆従来治療群は、日本糖尿病学会の治療目標を設定
(HbA1c6・9%未満、血圧130/80mHg未満、LDLコレステロール120mg/dL未満)
☆強化療法群は、厳しい目標を設定した強化療法を行う
(HbA1c6・2%未満、血圧120/75mHg未満、LDLコレステロール80mg/dL未満)
(強化療法の患者には、薬物療法以外に運動療法、食事療法の内容を記録させる)

☆平均8・5年の治療期間で、脳梗塞や心筋梗塞、死亡などに至った患者数
☆強化療法群では従来治療群に比べ24%減少
(脳梗塞58%、腎症2%減、網膜症も14%各々減少)


☆患者さんには現行の治療目標をまず達成してほしい
☆もっと頑張れば合併症のリスクがさらに下がるということを知ってほしい


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世界初のデーター(糖尿病治療)(『産経新聞』記事より画像引用)



☆薬剤主体で血糖を下げたところ、死亡率が1・2倍に増えた
☆意識障害などにつながる重症低血糖が16%発生したため中止となった






(1)予備群からの発症予防
(2)かかりつけ医での治療中断者の減少
(3)患者の脳・心筋梗塞といった合併症抑制を目的とした臨床研究を実施
