臍帯血を有償で凍結保存する民間バンク（生まれた子の病気に備え親の依頼で保存）
現在調査では、７社あり、５社で計約４，５万人分を保管している☆内約２１００人分は、契約終了後も廃棄されないままになっていた
へその緒や胎盤から得られる臍帯血を違法に患者に投与した事件☆医師や販売業者が逮捕された
☆「再生医療等安全性確保法」に基づく初の摘発となる
他人の臍帯血を投与するような治療の場合☆専門の委員会で安全性や倫理面の審査を受け、厚労省に届け出が必要
☆逮捕された医師らは届け出なしに高額の治療をしていた
☆同様の違法行為はほかにも多数あるとみられ、継続的な調べが必要
臍帯血の入手経路☆破綻した民間バンクから流出したものが使われた
☆契約切れの場合は原則返還か廃棄を求めている
臍帯血問題が突きつける課題 ☆白血病治療などに使う臍帯血
（日本赤十字社などが産婦の善意によって集め、関係法に基づき管理している）
☆今回使われたのは法規制が及ばない民間バンクの臍帯血
☆保管状況もよくわからないまま治療に使われれば、健康被害が出かねない
☆臍帯血以外にも様々な細胞の民間バンクがあり、新たな規制も検討すべきだろう
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再犯する血液問題（臍帯血）（時事通信記事より画像引用）
臍帯血
血液など様々な細胞のもとになる幹細胞が含まれている白血病などへの効果が確かめられており、治療に使われている臍帯血はｉＰＳ細胞の作製にも使われ、再生医療研究に欠かせない今回問題となった事件美容や抗加齢、多くの進行がんの治療への利用安全性や有効性が確認されていない再生医療の健全な発展を妨げかねない患者も安易な宣伝文句にのらないよう注意が必要だ