般若教は、「空」の境地を説いた最初期の大乗経典
あらゆるものは空である部派仏教では、単に煩悩のない状態を空と表現した大乗仏教ではそれだけではなく、空の心をもつことが必要だと説かれている☆自分と他者、自分を取り巻く物事や事象との関係性、執着、こだわり
智慧の完成を主題とした経典群☆すべては「空である」という真理を見抜く方法が記載されている
空の思想は大乗仏教の核となる教理で、種々の思想をつけ加えた『般若経』がつくられた知識・意欲の向上目指し、記事を参考・引用し、自分のノートとしてブログに記載記述に誤り不明点あると思います、詳細、出典記事・番組・画像等で確認ください出典、『仏教（成美堂出版）』☆本には、綺麗な絵画が記載されています
般若経（仏教（成美堂出版）記事より引用）
全６００巻もの経典『大般若経』
大乗仏教の成立以後、大乗経典の最初期のもの『般若波羅蜜多教』、略して『般若教』です般若波羅蜜多とは「智慧の完成」を意味するサンスクリット語の訛りの音写です大乗仏教の修行徳目である六波羅蜜の最後にも「般若波羅蜜」として示されている唐の玄美が漢訳した『大般若経』は、さまざまな思想を集大成したもの☆全６００巻に及び、『般若心教も』も『般若経』の一つである
『般若心経』訳文観世音菩薩が深遠なる智慧の完成の修行をしていた時☆物質や肉体、精神を構成するすべて空.であることを悟り、すべての苦悩や煩いを克服した
舎利子よ、すべての色（形のある物質や肉体)は空であり、色は空で、精神も空です☆舎利子（釈迦の十大弟子の一人）
舎利子よ、この世に存在するすべては実体のない空を特徴とする☆だから生じも滅しもせず、汚いもきれいもない、増えも減りもしない
それゆえ、空のなかには色はなく愛・想・行・識もなく感覚もない苦の根源である、無明 原因で起こる老死といった苦もない☆悟りに至る四諦もない
大乗仏教の道を極める菩薩は、般若波羅蜜多(智慧の完成)を実践する☆心に妨げや執着がない、妨げや執着がないゆえ恐れるものもない
三世（過去・現在・未来）の諸仏も般若波羅蜜多を実践したことで最上の悟りを開いた般若波羅蜜多は偉大な真言であり、偉大な悟りの真言である般若波羅蜜多の真言を唱えよう☆(至れり至れり、彼岸に至れり、完全に彼岸に至れり、これが悟り、めでたし)般若心経