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Channel: 慶喜
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日本の仏教(鎌倉新仏教)

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社会の不安を背景に民衆に浸透した新仏教

平安時代末期、武士階級が台頭し、災害や戦乱によって社会不安が増大した
多くの人を救うことができる教義が求められ、仏教界にも新しい流れが生まれた
発見の時代(法然と栄西)
先鋭化の時代(親鸞と道元)
パフォーマンス時代(日蓮と一遍)
知識・意欲の向上目指し、記事を参考・引用し、自分のノートとしてブログに記載
記述に誤り不明点あると思います、詳細、出典記事・番組・画像等で確認ください
出典、『宗教史(成美堂出版)』他引用&参照
 ☆本には、綺麗な絵画が記載されています




新仏教(『宗教史(成美堂出版)』より画像引用)

法然
一般庶民でも救われる教え、阿弥陀仏の名を唱える「称名念仏」を説く
念仏する者は、誰でも極楽浄上に生まれると教えた

栄西
中国(南宋)で臨済禅と出会い、禅の布教に努めた
臨済禅は、「公案」とよばれる課題を考え、師匠の僧と問答で悟りをめざす「看話禅」

親鸞(法然の弟子)
阿弥陀仏の本願を信じ、その力にすべてをまかせるべきだと説いた
人間の弱さ、愚かさを深く自覚し、自ら「非僧非俗」と名乗って肉食・妻帯生活
親鸞により、浄土真宗は、肉食と妻帯が認められている

道元
曹洞禅とであい、日常の行為ひとつひとつに悟りの実現を見出す
修行と悟りは一体のものとする「修証一等」を説いた
臨済禅と違って公案は必要とせず、無心に坐禅を行う「只管打坐」を提唱した

日蓮
法華経こそが仏教の正法であるとの確信
 ☆多発する天災の原因は、法華経への信仰が失われた結果
念仏の停止と法華経信仰を訴え、鎌倉幕府執権北条時頼に『立正安国論』を進上
『立正安国論』は、文中で幕政を批判したため流罪に処された

一遍(法然の孫弟子)
念仏を1回唱えることにより、阿弥陀仏が感得されると説いた
全国を遊行しながら、踊り念仏を勧進した
「南無阿弥陀仏・決定往生六十万人」と書かれた札を配布し念仏による極楽浄土への往生を説いた

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