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敗者の日本史(岡倉天心)

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夢破れた人、岡倉天心

たびたび不遇をかこった美術界の重鎮
思想家で美術運動家の岡倉天心も理想に敗れました
興味ある本でしたので、購入しノートとしてブログに記載してます
本には、綺麗な絵画が記載されています
 ☆本『敗者の日本史(歴史REAL)』記事参考&引用
 ☆詳細本で確認ください








岡倉天心(ネットより画像引用)

岡倉天心の履歴
文郡省に入省し、28歳で東京美術学校の校長に就任
 ☆横山大観ら11名の第1回卒業生を送り出した
35歳にして東京美術大学を追われる
 ☆熱しやすく冷めやすく親分肌で奔放の性格が災い
日本美術院を創設するが、三年で財政難に陥る
インドヘ旅立ち、1年ほど帰らなかった
茨城県の五浦に都落ちし住居を構える
ボストン美術館東洋部顧欄に就任
予定より五年早い五十歳で病没した

岡倉天心が30歳時記載した「生涯の予定表」
40歳で、文部大臣になる
50歳で貨殖に志す
55歳で、寂す

岡倉天心の病床での回顧録
私の過去、それは掴まえようのない理想と嘘ろな憧憬を探し求めた長い闘いの連続でした
私はこの闘いに療れ果てていまい、長い長い眠りにふけりたいと思うことがしばしばあります
私の幸せを願う人は、私が人生の緊張の困難に耐え得ぬ弱虫であることを知りません
世間は、私の力に勝ちすぎた荷物を負わせているのです
私が世間の荒波に堪える勇敢さや自信の仮面をかぶつていることを知らず
仮面の下に何にでもビクビクする臆病な気弱な生き物がいることを知りません

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