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敗者の日本史(シャクシヤイン(アイヌ)の乱)

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シャクシャインの乱

アイヌ(シャクシャイン)は敗北し、その後松前藩に服従を強いられる
地域の争いが、幕府対アイヌの戦いに発展
首長シヤクシヤインが総大将となり、松前商船を襲い出稼ぎの和人を殺害
アイヌがこれに呼応し蜂起した
興味ある本でしたので、購入しノートとしてブログに記載してます
本には、綺麗な絵画が記載されています
 ☆本『敗者の日本史(歴史REAL)』記事参考&引用
 ☆詳細本で確認ください








シヤクシヤインの乱(ネットより画像引用)

シャクシャイン蜂起の導火線
シャクシャイン率いるメナシクル勢は、シュムクル勢のオニビシを倒す
松前藩は、両者を仲裁するが、シャクシャインはこれに不満をもつ
謀反の背景には、アイヌと交易していた越後の商人たちの画策があった
シャクシャインの声望は確固たるもになる

シヤクシヤインは、周辺の部族とともに蜂起
松前藩は、軍勢を用意し防禦の準備を固める
松前藩は、 一揆の蜂起を江戸へ報告する
将軍家綱は、旗本の松前泰広を上使として松前へ派遣した
弘前・盛岡、秋田藩に派兵の準備を命じた
家綱の指令により、幕藩制国家とアイヌ社会との戦いになった

幕府、松前藩がアイヌを下す
当初松前勢は苦戦し、福山城(松前町)へ退却し松前泰広の到着を待った
松前泰広が福山に上陸し、藩の軍勢を統率・指揮すると、形勢は松前藩に有利に動いた

松前藩が有利になった要因
シャクシヤインは、アイヌを十分に結集し得なかった
松前藩(松前泰広)は、シヤクシヤインを捕縛し討伐した
結果として、松前藩の支配に従う旨の誓詞を、アイヌより徴収し戦いは終結した

シャクシャインの乱は、国内が驚愕した事件
幕府や諸藩の蝦夷地に対する認識を格段に高めることになった
松前藩は、この戦いでの勝利により、アイヌ支配の強化に成功した
幕府にとり、勝利によって幕府の権威を確認・誇示する絶好の機会にもなった

シャクシャイン城趾
シャクシャインの乱の拠点となつた砦
シベチャリチャシと呼ばれる
シャクシャインの謀殺後、焼き払われた

アイヌ
北海道からカラフト、千島列島などに暮らした先住民族
狩猟・採集に加え、日本や中国との交易を活発に行っていた
松前藩の政策により自由な交易を制限されるようになり、和人やアイヌ同士の対立が生まれていた

シュムクル族
アイヌのメナシクル(シャクシャイン)と漁猟圏をめぐり争っていた
シャクシャインに、首長を殺害され松前藩に援助を求めたが拒否された
松前藩による謀殺とも伝わり、アイヌ蜂起の一因となった

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