安倍清明は伝承の人物、死後天皇より神として祀られた
平安時代では、最先端の学問は（呪術・科学）であった安倍清明は、「天文道」や占いなどを体系としてまとめ、卓越した知識を持った陰陽師です朝廷や貴族たちの信頼を受け、その事跡は神秘化され、数多くの伝説的逸話を生んだ安倍清明の出世街道には、驚きの自己プロデュース能力が秘められていた『ＢＳ・ＴＢＳ『高島礼子・日本の古都』番組参考＆引用
安倍清明（『ＢＳ・ＴＢＳ『高島礼子・日本の古都』番組画面他引用）
安倍清明略歴
８０才半ばまで現役で活躍（平安時代では異例の「長寿」）しました歴史の表舞台に登場するのは４０歳過ぎで、大器晩成でした？一介の学生から、カリスマ陰陽師となり、天皇のブレーンにまで上り詰めました安倍清明は、怨霊うごめく平安京で鬼を退治したと言われる伝説の陰陽師 安倍清明の自己プロデュース能力には、「独自の演出方法」が秘められていました遅咲き陰陽師のサクセスストーリー平安時代、星の動きで政治を占っていました（農業は天候に左右される）陰陽道により、藤原道長に信頼され、天皇のブレーンにまで上り詰めました庶民を不安から救う為、陰陽道の神を『泰山府君』として定めました疫病神退治をする安倍晴明（泣不動縁起より）泰山府君とは道教における泰山の神、冥土の主神で、日本に伝わって陰陽道の主神となった本来は、中国東部にある名山の聖地、泰山そのものの神を指す泰山とは、皇帝が封禅を行って天地に報告を行う聖地です泰山は、死者の霊魂が 集う地ともされた道教では、泰山府君は、人の生死を司り、死後に亡者をその罪に従って裁く神とされている