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熊本地震で“先鋒”を務めたのは空自のF2戦闘機
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熊本県で発生した大地震で、自衛隊の“先鋒”を務めたのはF2戦闘機
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航空自衛隊の築城基地から2機のF2が飛び立ったのは震災発生から21分後の緊急発進
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その後、陸上自衛隊の初動対処部隊「ファストフォース」や輸送ヘリなどが派遣されている
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産経新聞記事参考&引用
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F2戦闘機(産経新聞記事より引用)
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戦闘機は、被災状況をいち早く確認する上では絶大な威力を発揮する
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空自の各基地ではF2、F15、F4といった戦闘機が、命令から5分以内で発進できる態勢を維持している
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本来は日本の領空に接近する所属不明機に備えた措置だが、大規模災害時には任務を変更
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情報収集の先駆けとして急派される
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広いエリアの被害状況を短時間で把握するには、機動性の高い戦闘機が最も効果的です
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戦闘機パイロットは被災地上空をできるだけ低速で飛行
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目視で地上の津波被害の有無や家屋の倒壊、山崩れ、原発施設の状況などを無線で送る
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これを基に、後続の地上部隊やヘリ部隊が現地に向かい、本格的な支援活動に当たる
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熊本地震での緊急発進は夜間
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目視での状況確認の効果は限定的にも感じるが、空自幹部は否定する。
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「例えば『暗闇で何も見えない』と報告があれば、少なくとも大規模な火災は発生していないと判断できる
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震災下で最も怖い火災の有無がわかるだけで、第一報としては十分だ」と指摘する
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災害対応でも実力を発揮するF2
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本分は戦闘機、対艦、対地攻撃に加え、航空戦でも能力を発揮する「マルチロール機」として高い評価を受けている
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複数の目標を捉えることから「トンボの目」とも呼ばれるレーダーを、量産機としては世界で初めて搭載している
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武装は、機関砲、空対艦ミサイル、空対空赤外線ミサイル、空対空レーダーミサイルなどを備える
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最大速度はマッハ2(時速2448キロ)
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米国のF16戦闘機をベースとした日米共同開発により誕生した