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天皇家と海神の謎(穂高神社、諏訪大社)
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穂高神社『御船祭り』は、安曇族が、自らのルーツを忘れないために続けている祭りなのかも
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穂高神社主祭神の2柱は、九州の志賀島を本拠とした安曇族が奉祀する神です
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安曇族は、全国各地へ移住し、安曇、渥美、熱海などは、安曇族が移り住んだ土地の名前です
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諏訪大社の『御柱祭』「御神渡り」行事
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出雲族の侵入により、この諏訪の地でももうひとつの「国譲り」が行なわれた
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初心者にもわかる『天皇と神社』平成26年版参考&引用
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天皇と神社(ネットより引用)
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穂高神社の御祭神
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主祭神の2柱は、安曇族が奉祀する神です
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安曇氏は、日本の海を自由に行き来した海人族で、海神の子孫と伝えられている
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「海人津見」(AMATUMI)が変じて安曇になったとの説もある
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大和朝廷では、海路の技術に卓越した安曇族は重用されました
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安曇族の中でも、特に名高いのが、安曇比羅夫です
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安曇比羅夫とは
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舒明天皇の御代に、百済に使者として派遣された比羅夫は、日本と百済の梯として活躍
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比羅夫は、百済の再建に尽力したが、白村江の戦いで命を落としました
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穂高神社の御船祭りは、比羅夫の命日に行なわれている
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穂高神社の「御船祭り」
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御船祭りでは、穂高人形を飾りつけた船型の山車「お船」が曳かれる
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その華やかなお船が、互いに激しくぶつかりあう様は、海戦さながらの迫力です
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海のない内陸の信濃の山里で、なぜ船の祭りなのか?
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安曇族は、比羅夫を失い、日本各地に散らばった
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安曇、渥美、熱海などは、安曇族が移り住んだとされる土地の名前です
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滋賀県の名称の由来も、安曇続が住んだ、志賀島由来の地名です
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信州の安曇野は、安曇族が辿り着き、定住した場所です
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諏訪大社
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諏訪大社上社の祭神は、大国主命の国譲りで天津神に敗北して当地に落ち延びた祭神
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信州諏訪湖の周囲に鎮座する上社本宮・上社前官・下社秋宮・下社春宮の4社からなる諏訪大社
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日本最古の神社の1つといわれ、軍神として崇敬された
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7年に一度行なわれる『御柱祭』で名高い大社は、信濃国一宮として古くから崇敬を集めてきた
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諏訪大社の「御神渡り」
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諏訪湖は、全面氷結する時期があります、凍った湖面に山脈のような筋が走ります
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隆起が起きると、八剱神社の宮司が確認し、御神渡りであることを認定する
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隆起の具合や割れ目、御神渡りが走る方角などから、天候や農作物のできなどが占われる
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諏訪大社上社の祭神(夫)が、諏訪大社下社の祭神(妻)の元へ通う道筋です
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諏訪での、出雲族と守矢族との争い
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出雲族は、「国譲り」が行なわれ出雲をから各地へ移住
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出雲族は、能登・越後・長岡、長野、上田、松本経て諏訪に入った
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出雲族の侵入により、この諏訪の地でももうひとつの「国譲り」が行なわれた
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出雲族は、祭神ともに、諏訪の地にやってきて、守矢氏と戦った
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守矢氏は負け、諏訪氏(出雲系)が生神の位に就き、守矢氏が筆頭神官の神長官となった
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諏訪氏は、文武に優れ、鎌倉時代には北条氏の御内人となったことで、全国に社領を拡大した
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諏訪にもたらした出雲族の血脈は、こうして各地に広まった