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正月に知っておきたい神社の「常識」
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日本には現在、神社本庁の管轄だけで約8万の神社があります
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戦前まで、神社ごとに社格が決められていました
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「神社」「神宮」「大社」等の名称で呼ばれています
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日経新聞記事参考&引用(國学院大学井上教授)
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日経新聞の写真引用
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7世紀に官社の制度が始まりました
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10世紀延喜式の『神名帳』に、神社の格付けが記載されています
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神名帳には、伊勢神宮、鹿島神宮(茨城)香取神宮(千葉)が「神宮」と記載
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神名帳に「大社」となっていたのは出雲大社だけ
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神宮の「宮」という呼称は天皇や皇祖の神々を祀る神社に使われていました
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大社の「社」は神社の略称です
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神仏習合時代には、「大明神」や「大権現」の名称もありました
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明治以後の神社の格付け
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官社(官幣社と国幣社)、諸社(府県社と郷社と村社)、無格社に等級分類
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官社のなかでも、官幣社は国幣社より格上とした
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皇室の祖神・天照大神を祀る伊勢の神宮だけは「別格」でした
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戦後神社本庁の下「すべての神社は平等」ということになりました
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具体的な神社の社格(明治以後の)
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伊勢神宮 別格の神社
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出雲大社 別格の神社(明神大社・出雲国一宮・官幣大社・勅祭社)
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上加茂神社 官幣大社筆頭(明神大社・山城国一宮・上七社・勅祭社・官幣大社・四方拝)
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下鴨神社(明神大社・山城国一宮・上七社・勅祭社・官幣大社・四方拝)
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宇佐神宮 八幡宮の総本社(明神大社・豊前国一宮・勅祭社・官幣大社)
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石清水八幡宮(上七社・官幣大社・四方拝)
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熱田神宮 三種の神器・草薙の剣がご神体(明神大社・官幣大社・四方拝)
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伏見稲荷大社 稲荷神社の総本宮(明神大社・上七社・官幣大社)
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春日大社 春日神社の総本社(明神大社・上七社・官幣大社・勅祭社)
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氏神神社とは
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地域の氏神様を祀る神社、住所地により氏神神社は決まっています
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常日ごろから守ってくださっている身近な神様です
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崇敬神社とは
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個人的な信仰心から崇敬される神社を指す
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氏子を持たず、専ら「崇敬会」によって維持されているものもある
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伊勢の神宮は何故「別格」なのか?
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祭られる祭神の格の高さによるものです
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祭祀と政治の両方を担った天皇の祖神、天照大神を祭ります
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「神宮」といえば、本来は伊勢の神宮のことを示します
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伊勢の神宮以外で神宮を名乗るのは(戦前迄)?
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茨城の鹿島神宮と千葉の香取神宮だけでした
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平安時代の権力者、藤原氏、中臣氏の氏神の為です
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熱田神宮は、日本武尊との縁が深い古社(明治時代伊勢の神宮に次ぐ「第2の宗廟」)
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明治以降は、皇室とゆかりの深い神社で社号を神宮に変更するところが増えました
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本社と総本社とは
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「本社」とは、一定の神域内の中心となる神社を指す
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総本社は、根源の神が祭られた勧請元の神社です
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稲荷神社の総本社は伏見稲荷大社で、八幡神社の総本社は宇佐神宮です
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勧請先が「分社」で、一から新設し、総本社から分霊した神を祭ります