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Channel: 慶喜
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雑誌販売の不振?

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栗田倒産の影響

栗田の大口債権者は、小学館、集英社、カドカワ、講談社、幻冬舎等です
栗田は約1,200社の書店、約700社の出版社と取引がある
教育書、児童書の国土社が倒産するなど、栗田倒産の波紋が広がっています
FACTA12月号参考&引用(内容充実しており、皆様にも購読お勧めします)










雑誌販売(ネットより画像引用)

栗田の再建策
取次3位の大阪屋と統合しての生き残り策
大阪屋の筆頭株主は「ネット書店」を展開する楽天です
出版社の社員でも、電子商取引の巨人のアマゾンで本を購入する時代
出版界を支えてきた取次会社と書店の流通プラットフォームは激減状況です
早晩、インターネット上の流通プラットフォームに取って代わらのでは?

現在の流通プラットフォーム
雑誌の大量生産、大量販売を前提に作られました
出版界の屋台骨を支えてきたのは雑誌でしたが、雑誌販売の不振
対前期約6‰減と不振

新聞、雑誌の広告料金は実売部数で決まる
出版物の看板総合週刊誌のトップは「週刊文巻」平均実売は約42万部
30万部前後に2位グループの「週刊新潮」「週刊現代」
「週刊ポスト」22万部前後

3大週刊誌部数減(06年と比較して)
トップ週刊誌、約57万部から15万部部数減
2位グループの週刊誌、約14万~20万部減
新聞系週刊誌は、より深刻で、トップ週刊誌は、10万部前後です

小学館の年間売上が1千億円割れ?
小学館の今年上半期の売上は前年同期比7、4%減(478億円)
不振の主な原因は、雑誌の赤字額の増大です
部数が前年同期より増えているのは、CanCam、DIME、サライの3誌です

週刊誌の退潮で、編集者に対する経営側の介入が強まっている
週刊誌の編集長が、売り上げ不振を理由に、今年相次いで交代
週刊文春の編集長の突然の休職騒動
問題になった春画は、「春画は口実?」なのでは?
「イケイケドンドン」路線に批判的な幹部もいたのでは?
春画掲載問題が持ち上がり、経営側からお灸をすえられた?

好調な雑誌
女性ヤングアダタト誌の「CLASSY」
女性ミドルエイジ誌の「STORY」「VERY」
電子雑誌市場も拡大を続ける

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