プーチン対IＳ「泥沼リスク」へ突入？
シナイ半島のロシア旅客機墜落がＩＳの犯行、ロシアの対ＩＳ軍事作戦もエスカレートサウジは、シリアの反体制派への支援を拡大させる方針を発表各国とも、今後の交渉での立場を有利に持っていこうと考えているＦＡＣＴＡ１２月号参考＆引用（内容充実しており、皆様にも購読お勧めします）
ロシア機墜落（ネットより引用）
ロシア和平交渉再開を狙った軍事作戦
ロシアは、シリアのアサド政権からの要請を受けて空爆作戦を開始ロシアは、シリア軍の反政府武装勢力の、武器・弾薬庫、戦車、砲台などを空爆米国やサウジアラビアが支援する反政府武装勢力を、主要な標的として攻撃したＩＳには数える程度の攻撃しかしていないロシア中心の和平交渉推進ロシアは「アサドと話をつけたければ俺を通せ」とのパフォーマンスを見せた「シリア和平は、ロシア抜きでは進められない」という現実を見せつけたアサドの進退問題をめぐり、サウジとイランの意見対立が目立ったほぼプーチンの狙い通りに、和平交渉は進んだロシアは、財政難だけに長期化は避けたいロシアは、国連総会で、シリア和平と対ＩＳ作戦について国際協調を呼びかけたロシアは、シリアでＩＳに対抗できる地上部隊は、アサド政府軍しかいないと訴える一致団結してアサド政権を支援しＩＳを打倒すべきだと訴えたオバマ大統領は、ロシア提案に乗らない姿勢を鮮明にした「アサド政権が存続したままではシリアの安定はない」と言及米軍地上軍の派遣等、自も行動を起こしたロシアも、原油価格の低迷とウクライナ問題をめぐる経済制裁で財政的にも苦しいロシアの、シリアへの軍自介入は解決の目処がたたない