高速増殖炉もんじゅで今起きていること
「高速増殖炉もんじゅって危ないな」事再認識しました
『もんじゅ』は、現在も危険な状態なのでは?
@shiba_yu36さん11年3月ブログ参考&引用しました(非常に勉強になりました)
『もんじゅ』@shiba_yu36さんブログ引用
ブログの記述者プロローグ
福井県の出身、福井県には多数の原子力発電所があります
福島事故以後、原子力発電所を調べるとそのリスク再確認しました
高速増殖炉『もんじゅ』はさらにリスク高いこと知りました
記述者、ブログ記載時大学生で、原発反対運動をしているわけでもありません
記述者は、不安を煽ろうとして、この記事を書いているわけではありません
マスコミを鵜呑みにするだけでなく、知識を共有したいと思って書きました
軽水炉と高速増殖炉
日本の原子力発電所は、軽水炉と高速増殖炉という種類があります
日本にある原子力発電所はほとんどが軽水炉です
高速増殖炉は日本では二つ(茨城県の常陽、福井県のもんじゅ)
軽水炉の仕組み
核分裂を起こすことの出来るウラン235に中性子をぶつける
ウラン235が核分裂を起こし中性子を放出する
この段階で、大きい熱エネルギーを放出
この熱エネルギーを利用して水蒸気を発生させタービンを回し発電する
放出された中性子が、またウラン235にぶつかり核分裂が進む
制御棒を使って核分裂反応を制御している
放出された中性子は、速度が速くウラン235と反応しにくいので水を使って速度を制御
高温になった炉心を冷やすためにも水を利用している
高速増殖炉って?
プルトニウムを核分裂させ、エネルギーを発生させ発電し、プルトニウムも増殖する
核分裂物質として使えないウラン238を、核分裂のできるプルトニウムに変換する
原子力発電のための燃料を増やしつつ、発電をすることが出来ます。
燃料を増やしつつ発電できるならする仕組みですが、かなりの危険もあります
海外で作られている高速増殖炉は殆ど撤退を決定し、日本の常陽も事故により停止状態
『もんじゅ』もナトリウム漏れ事故により10年以上停止状態
高速増殖炉の発電のための仕組み
発電のための仕組みとしては、軽水炉と基本的なところは変わりません
プルトニウムに中性子をぶつけ、いくつかの中性子を放出し核分裂します
大きな熱エネルギーが放出されます
熱エネルギーを金属ナトリウムに熱伝導させ、金属ナトリウムの熱によってタービンを回します
高速増殖炉では、放出された中性子を減速させてはいけないため、水を使って直接冷やすことはできません
高速増殖炉では、熱エネルギーの量が高いため、熱伝導率が良いものでないと十分に冷却することがでません
冷却材として液体ナトリウムを使うようにしています。
ウランとは
核分裂できるウランと核分裂できないウランがあります
ウラン235が原子力発電に使われる核分裂するウラン(原子力発電に使用)
ウラン238が核分裂できないウラン
核分裂できないウラン238の再利用
☆ウラン238を原子力発電所の燃料に変えるのが高速増殖炉の基本です
高速増殖炉の核分裂物質であるプルトニウムを増やす仕組み
プルトニウムが核分裂して、出来た中性子の一部をさらに核分裂するための材料として使う
中性子をウラン238に吸収させることで、プルトニウム239に変えます
発電させつつ、プルトニウムを増殖させるというやり方です
中性子がある一定の速度以上維持させるのが、増殖させるのに必要です
高速増殖炉は何が問題なのか?
核暴走が起こりやすい⇒核分裂の速度が速いので、制御が不可能になる可能性?
冷却材にナトリウム⇒ナトリウムは危険な物質で、空気に触れたら燃え、水に触れたら爆発します
☆ナトリウム漏れ事故は、ナトリウムの扱いに失敗し起こってしまった事故です
プルトニウム自体が猛毒で、それを増やしている
高速増殖炉もんじゅで現在起こっていること
夢の高速増殖炉「もんじゅ」責任者が知るだけでも2名自殺しました
原子炉に燃料交換装置が落下し、運転も廃炉も出来ないようになっている?
燃料棒取り出しを、20回以上も試してみても引き抜けない状態が続いているようです
燃料棒の交換ができない⇒運転も廃炉も出来ない状態
高速増殖炉もんじゅは、制御棒をなんとか炉内に入れて核反応を制御しています
発電は全く出来ず、年間500億の費用を使う「お荷物」のまま、稼動しています
高速増殖炉もんじゅは今後どうなるのか?
今回の事故で直ちに甚大な被害が出るというものではありません?
但しリスクをはらんでいる事も事実です
☆中継装置の取り外しに失敗し、事故が起こる可能性がある?
☆もし取り外しができないとプルトニウム燃え尽きるのに50年以上かかります
高速増殖炉の問題点で記述者が思う三つの事
福島原発や『もんじゅ』で実際に作業している人たちを応援したいということ
高速増殖炉だけは日本からも撤退して欲しいということ
☆多くの高速増殖炉は、計画段階で高速増殖炉を諦め、フランスも撤退しました
日本では原子力発電所がないとだめなのか?
「高速増殖炉もんじゅって危ないな」事再認識しました
『もんじゅ』は、現在も危険な状態なのでは?
@shiba_yu36さん11年3月ブログ参考&引用しました(非常に勉強になりました)
『もんじゅ』@shiba_yu36さんブログ引用
ブログの記述者プロローグ
福井県の出身、福井県には多数の原子力発電所があります
福島事故以後、原子力発電所を調べるとそのリスク再確認しました
高速増殖炉『もんじゅ』はさらにリスク高いこと知りました
記述者、ブログ記載時大学生で、原発反対運動をしているわけでもありません
記述者は、不安を煽ろうとして、この記事を書いているわけではありません
マスコミを鵜呑みにするだけでなく、知識を共有したいと思って書きました
軽水炉と高速増殖炉
日本の原子力発電所は、軽水炉と高速増殖炉という種類があります
日本にある原子力発電所はほとんどが軽水炉です
高速増殖炉は日本では二つ(茨城県の常陽、福井県のもんじゅ)
軽水炉の仕組み
核分裂を起こすことの出来るウラン235に中性子をぶつける
ウラン235が核分裂を起こし中性子を放出する
この段階で、大きい熱エネルギーを放出
この熱エネルギーを利用して水蒸気を発生させタービンを回し発電する
放出された中性子が、またウラン235にぶつかり核分裂が進む
制御棒を使って核分裂反応を制御している
放出された中性子は、速度が速くウラン235と反応しにくいので水を使って速度を制御
高温になった炉心を冷やすためにも水を利用している
高速増殖炉って?
プルトニウムを核分裂させ、エネルギーを発生させ発電し、プルトニウムも増殖する
核分裂物質として使えないウラン238を、核分裂のできるプルトニウムに変換する
原子力発電のための燃料を増やしつつ、発電をすることが出来ます。
燃料を増やしつつ発電できるならする仕組みですが、かなりの危険もあります
海外で作られている高速増殖炉は殆ど撤退を決定し、日本の常陽も事故により停止状態
『もんじゅ』もナトリウム漏れ事故により10年以上停止状態
高速増殖炉の発電のための仕組み
発電のための仕組みとしては、軽水炉と基本的なところは変わりません
プルトニウムに中性子をぶつけ、いくつかの中性子を放出し核分裂します
大きな熱エネルギーが放出されます
熱エネルギーを金属ナトリウムに熱伝導させ、金属ナトリウムの熱によってタービンを回します
高速増殖炉では、放出された中性子を減速させてはいけないため、水を使って直接冷やすことはできません
高速増殖炉では、熱エネルギーの量が高いため、熱伝導率が良いものでないと十分に冷却することがでません
冷却材として液体ナトリウムを使うようにしています。
ウランとは
核分裂できるウランと核分裂できないウランがあります
ウラン235が原子力発電に使われる核分裂するウラン(原子力発電に使用)
ウラン238が核分裂できないウラン
核分裂できないウラン238の再利用
☆ウラン238を原子力発電所の燃料に変えるのが高速増殖炉の基本です
高速増殖炉の核分裂物質であるプルトニウムを増やす仕組み
プルトニウムが核分裂して、出来た中性子の一部をさらに核分裂するための材料として使う
中性子をウラン238に吸収させることで、プルトニウム239に変えます
発電させつつ、プルトニウムを増殖させるというやり方です
中性子がある一定の速度以上維持させるのが、増殖させるのに必要です
高速増殖炉は何が問題なのか?
核暴走が起こりやすい⇒核分裂の速度が速いので、制御が不可能になる可能性?
冷却材にナトリウム⇒ナトリウムは危険な物質で、空気に触れたら燃え、水に触れたら爆発します
☆ナトリウム漏れ事故は、ナトリウムの扱いに失敗し起こってしまった事故です
プルトニウム自体が猛毒で、それを増やしている
高速増殖炉もんじゅで現在起こっていること
夢の高速増殖炉「もんじゅ」責任者が知るだけでも2名自殺しました
原子炉に燃料交換装置が落下し、運転も廃炉も出来ないようになっている?
燃料棒取り出しを、20回以上も試してみても引き抜けない状態が続いているようです
燃料棒の交換ができない⇒運転も廃炉も出来ない状態
高速増殖炉もんじゅは、制御棒をなんとか炉内に入れて核反応を制御しています
発電は全く出来ず、年間500億の費用を使う「お荷物」のまま、稼動しています
高速増殖炉もんじゅは今後どうなるのか?
今回の事故で直ちに甚大な被害が出るというものではありません?
但しリスクをはらんでいる事も事実です
☆中継装置の取り外しに失敗し、事故が起こる可能性がある?
☆もし取り外しができないとプルトニウム燃え尽きるのに50年以上かかります
高速増殖炉の問題点で記述者が思う三つの事
福島原発や『もんじゅ』で実際に作業している人たちを応援したいということ
高速増殖炉だけは日本からも撤退して欲しいということ
☆多くの高速増殖炉は、計画段階で高速増殖炉を諦め、フランスも撤退しました
日本では原子力発電所がないとだめなのか?