日医会長が医学部新設に猛反対し、診療報酬改定の譲歩を引き出す目論見？
文科省が、東北薬科大学、国際医療福祉大学の医学部新設の申請を認めた日本医師会（日医）は、反対運動を繰り広げたが、首相に押し切られた「勝負」がついても、日医は反旗を振りかざしているＦＡＣＴＡ１０月号記事参考＆勉強（興味有る方は購入をお勧めします）
医学部新設反対（ネットより引用）
アベノミクスの医療規制緩和策
首相官邸は、成田空港の近くに国際的な医学部を創設し、医療ツーリズムの弾みとする医学部新設は、病院建設や医療機器の購入で莫大なカネが動く成田構想に、建設族や厚労族が飛びついた「成田構想」では、医療関係団体は蚊帳の外に置かれた日医は、成田構想を徹底的に目の敵にする医師会幹部は「東北薬科の医学部新設を会長が認めるのは、首相に媚びを売る会長の作戦？｣と推測日医会長が社会保障関連の会議から除外される民主党政権時代の日医の態度、自民党はその恨みを忘れていない今なお自民党の日医に対する態度は冷ややかだ日医会長は、首相をを訪ね、成田を断念するよう直談判したが、色よい返事が返ってこない日医会長の狙いは、年末の診療報酬改定医学部新設に反対するのは、診療報酬改定で有利な条件を引き出すカードにする腹？地域の医療機関の協力なしには、病院は機能せず、医学部は立ち行かない医学部新設に反対し、受け入れる代わりに診療報酬で色をつけさせようという作戦？日医の会長選は、診療報酬の改定結果に左右されます日医執行部の誤算首相官邸は、参院選を考え、結論の先送りで、日医のメンツに配慮した日医副会長が、医学部新設反対について「歯学部のようになりたくない」とホンネを漏らした医師数が増えれば、歯科医のように過当競争に追い込まれ、自分たちの収入が減るとの言い分です日医内部からも「露骨な言い方、組織に危うさを感じる」との非難が相次いだ首相官邸から、診療報酬改定の譲歩を引き出すはずが、日医執行部の評価を下げる結果となった