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Channel: 慶喜
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何社生き残れる日本の新薬企業?

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大手製薬企業に引導を渡す政府の「骨太の方針」

20年度末までの間のなるべく早い時期に、ジェネリック商品のウエイトを80%以上とする
「経済財政運営と改革の基本方針」骨太方針にこのような文章が盛り込まれた
「ZAITEN」9月号の記事より






日本の新薬企業(ネットより引用)

ジェネリック医薬品の数量目標とは
後発薬の数量目標は年度末までに60%↑で、今回の骨太方針ではさらにハードルが引き上げられた
後発薬は、有効成分が先発品と同じであるにもかかわらず薬価は安く抑えられるので医療費削減策となる

新薬やメーカー大幅な減収減益へ
多くの新薬メーカーは、売り上げ、経常利益とも20%↑のダウン見込みです
新薬中小メーカーだけでなく、大手の新薬メーカーでも発生しています
新薬メーカーの看板を掲げるならば、本来、過去の遺産でメシを食うことは好ましくないのでは?
製薬協の中でも、新薬開発が比較的順調な会社とそうでない会社とで温度差があります

「オーソライズジェネリック(AG)」とは?
抜け道?探しの新薬メーカーの動きもある
AGとは、先発薬の原薬だけでなく添加物や製造方法も含む特許権を許諾するものです
ライセンス生産のような形態で「許諾済みの後発薬」との意味からAGと呼ばれています
後発薬は、原薬の有効成分は先発薬と同じだが、他については各メーカーが独自に決定する
後発品の添加物などが先発薬と異なることで、予期せぬ副作用が出ることも予測されます

AGはこの恐れがない
先発薬メーカーにとってのAGの利点も見逃せない
新薬が特許切れを迎えると、数十社から一斉に後発薬が発売され、先発薬の売り上げは一気に急減する
AG契約すると、契約したメーカーは、他の後発薬よりも早く発売できます
医療用医薬品は、薬価収載後90日以内の発売がルールで、収載同日後直の発売となるケース多いです
 
大手も先行き不透明
業界再編も、開発品の品ぞろえが乏しい会社同士でくっついても意味がない
残された道は、後発薬メーカーヘの転換のみです
先発薬という過去の遺産にすがりながら新薬メーカーは、生き残れないだろう
10年後、国内製薬業界の序列はどうなるのか?
上位を外資系が独占していないことを祈るばかりです

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