新国立競技場「白紙」の内幕“難関”森元首相を黙らせたＡ４文書
「２０１９年ラグビー・ワールドカップ日本大会には間に合いません｣お許しいただきたい森氏は、内容を確かめると「それじゃ、やむをえませんね」と産経新聞ニュースより
新国立競技場（ネットより引用）
ハディド氏デザインの五輪施設は「工費３倍」
ロンドン五輪では水泳センターを担ったが「野心的なデザインの結果、工費が３倍に膨れた」と批判された水泳センターの工費は見積もりを大幅に超過し、建築を簡素化しても約約５２２億円にかさんだ英市民団体は「ロンドン五輪では勇気ある決定がなされず、市民は高額な請求書を押しつけられた｣と日本を評価した首相が示したＡ４の文書もう一度、コンペをやり直して半年以内に設計を決定し、五輪には間に合わせる首相の「計画の見直しを再検討依頼」に対し、文科省の回答はかたくなだった「できません」でした文科省は、建築家ザハ・ハディド氏のデザインは「国際公約」と見ていた「１３００億円程度」という条件の総工費はふくれ上がり、文科省の正式発表では２５２０億円になっていたしびれを切らした首相は、ついに文科省だけでなく、国交省にも指示した私は、現行計画を『見直す』それを前提に検討してほしい賠償「最大１００億円」首相、最後まで悩む東京五輪・パラリンピックまでに建設が間に合うのかという工期と、コストの問題だった現行計画を白紙にした場合には、損害賠償などが発生する可能性があることだった文科省はハディド氏側に、昨年度までに１３億円を支払い済みで、違約金を支払う条項は設けていないと説明過去の判例から違約金や賠償金として「１０億円から最大１００億円」を支出せざるを得ないとの数字も出ていた五輪大会組織委員会会長の森喜朗元首相の説得もポイント森氏は、今月国際オリンピック委員会総会で、メーン会場の説明をする予定になっている森氏には｢自分が説明し、説得するしかない｣と首相は行動した森氏は、首相が決めたことだ｢ワン・フォー・オール、オール・フォー・ワン」と