「住職がいない無住寺院」2万の行方?
日本には7万7千寺院があります(コンビニの数が約5万店)
住職がいない無住寺院は、2万を上回る状況です
東洋経済オンラインより
尼僧(ネットより引用)
「地方消滅」
40年までに人口が急減し、約900の自治体に消滅の可能性がある
人口問題は、警鐘段階ですが、寺院の問題は既に消滅期へと突入しています
限界集落とも呼ばれる過疎の村
多くの地域で、寺の空き家問題を抱えています
空き寺を放置すると、伽藍の崩壊や、犯罪を誘引するリスクも高まります
地方から都市へと墓が移動する「改葬」も増えてきているのが実情です
寺院の生業の根幹は、檀家制度です
江戸時代には、国民は、寺の檀家になることを義務づけられ、お布施が安定的に入ってました
この制度により、寺院の経営は支えられてきました
寺院が専業で食べていくためには、
200軒の檀家数が必要です
東日本大震災寺や神社が津波にのみ込まれた「被災寺院」は、殆ど再建できていません
「政教分離の原則」があるため、宗教団体は公の支援を受けることができません
「尼僧」を取り巻く現実
一般寺院は、本店、支店のような関係で、経済的な基盤は脆弱です
3千人位いた尼僧も、今や約250人で、ほとんどが70代以上です
40歳以下の若い尼僧は、皆無で”絶滅危惧種”に近い状態です
寺院が跡形もなくなったその後?
幕末から明治初期にかけて、実施された「廃仏毀釈」と呼ばれる仏教弾圧
仏教は「方便」と「変容」を重ね、互いに利用し合う存在へとなって行きました
戦後の農地改革によって、土地を保有する寺院が壊滅的なダメージを受けました
日本人は無宗教???
「葬式仏教」と揶揄する言葉は、われわれの固定概念が生み出したものではないのか?
「利用したいときに利用する、その寛容性」が、仏教の持つ最大の特長です
「過去」と「未来」という連続性の中に生きており、寺院とは両者をつなぐ象徴のよう場所です
生きる意味を問う場所、そこに注視する価値があることだけは、間違いありません
日本には7万7千寺院があります(コンビニの数が約5万店)
住職がいない無住寺院は、2万を上回る状況です
東洋経済オンラインより
尼僧(ネットより引用)
「地方消滅」
40年までに人口が急減し、約900の自治体に消滅の可能性がある
人口問題は、警鐘段階ですが、寺院の問題は既に消滅期へと突入しています
限界集落とも呼ばれる過疎の村
多くの地域で、寺の空き家問題を抱えています
空き寺を放置すると、伽藍の崩壊や、犯罪を誘引するリスクも高まります
地方から都市へと墓が移動する「改葬」も増えてきているのが実情です
寺院の生業の根幹は、檀家制度です
江戸時代には、国民は、寺の檀家になることを義務づけられ、お布施が安定的に入ってました
この制度により、寺院の経営は支えられてきました
寺院が専業で食べていくためには、
200軒の檀家数が必要です
東日本大震災寺や神社が津波にのみ込まれた「被災寺院」は、殆ど再建できていません
「政教分離の原則」があるため、宗教団体は公の支援を受けることができません
「尼僧」を取り巻く現実
一般寺院は、本店、支店のような関係で、経済的な基盤は脆弱です
3千人位いた尼僧も、今や約250人で、ほとんどが70代以上です
40歳以下の若い尼僧は、皆無で”絶滅危惧種”に近い状態です
寺院が跡形もなくなったその後?
幕末から明治初期にかけて、実施された「廃仏毀釈」と呼ばれる仏教弾圧
仏教は「方便」と「変容」を重ね、互いに利用し合う存在へとなって行きました
戦後の農地改革によって、土地を保有する寺院が壊滅的なダメージを受けました
日本人は無宗教???
「葬式仏教」と揶揄する言葉は、われわれの固定概念が生み出したものではないのか?
「利用したいときに利用する、その寛容性」が、仏教の持つ最大の特長です
「過去」と「未来」という連続性の中に生きており、寺院とは両者をつなぐ象徴のよう場所です
生きる意味を問う場所、そこに注視する価値があることだけは、間違いありません