新渡戸文化学園 森本晴生所長の講演を聴きました 
日本人の道徳を説明するのに、新渡戸稲造さんは、平行例として『武士道』を英文で書きました『平行例』のワードを、説明手法として用いる遣り方、良い勉強をしました講演会は、三軒茶屋キャロットタワー『世田谷文化情報センター』で実施されました講演内容、頂いた抄録中心に記載しました
新渡戸稲造（引用）
森本晴生所長（引用）
原書武士道（引用）
キャロットタワー
新渡戸稲造経歴
盛岡藩士の家に生まれ、札幌農学校に学びました英文で書いた『武士道』は国際的ベストセラーです国際連盟事務次長に就任し、国際人として活躍しましたキリスト教徒で、天皇を敬愛し、台湾や満州における植民政策を擁護する愛国者でした五千円札の肖像画の人物です『武士道』を書いた目的外国人に日本の道徳(宗教）誇りを説明するに、並行例で説明する為です日本人にとって「当たり前」のことを、キリスト教の教えに置き換えて説明しています武士道（武士の心に刻まれた掟）成文法でなくキリスト教での『十戒』です『武士道』と結びついて、書かれている宗教が源仏教の影響ーー常に心を平静に保つ 神道の影響ーー人間の魂の純粋さを信じる 儒教の影響ーー武士道の道徳的な教義 陽明学と朱子学『武士道』の徳目「義（正義の道理）」＊愛が唯一の動機であるはずーー自然な愛情が優先されます
＊愛がない場合の動機付けには、「義理」があります
＊｢義理｣は人間社会が作り上げた産物で、愛より弱いですが、人間社会には必要不可欠のものです
「勇」 ＊「勇」とは、正しい事をする事、即ち「義」を実行することが「勇」です
「仁」 ＊他人の事を考える情愛ですーー寛容、他者への思いやりです
＊上に立つ人には、不可欠なものです「王は国家の第一の召使い」
『武士道』の他の徳目『礼』・『誠』･『名誉』・『忠義』