デフォルト懸念のロシア経済
新規のドル調達ができず、原油安と通貨安で八方塞がりロシア外貨準備が急減し市場に不安が国際金融界の心配事はロシアのデフォルトですＦＡＣＴＡ記事より
ロシア危機（ネットより引用）
ロシアは外貨危機に直面
過去アジア諸国から発した通貨危機がロシアをも呑み込み、事態は世界金融危機の様相を呈しました今回のロシア経済は、その再現の懸念が有りますルーブルは、大幅安で、昨年末１ドル＝４０⇒５０⇒６０ループ台ですロシアＣＤＳはジャンク債並みドル建ての株式指数であるロシアＲＴＳ指数は、１４００ポイント⇒６５０ポイントまで下落ＣＤＳは、レバノンやジャマイカは上回る状況ですジャンクボンド（投資不適格債）並みのＣＤＳプレミアムは、ロシア経済への不安です原油相場の急落Ｉバレル、１００ドル台の原油は、半年で５０ドルをも下回る暴落です原油安は、石油とガスの輸出に頼るロシア経済を直撃しましたヤマルＬＮＧ２５億ドル政府支援ヤマルＬＮＧの株主構成は、中国国有企業の２０％、仏エネルギー社２９％、残り６０％がロシアのガス大手ですロシアガス大手は、米国による新規の長期融資停止の制裁リスト対象社ですロシア政府が支援しなければ、ＬＮＧプロジェクトは瓦解の危険性マイナス成長と２桁インフレロシアの物価上昇率は、今年末時点で１０％で、１５年には一段の物価上昇の見込み１５年は、４％程度のマイナス成長は避けられません利上げでも、資本流出止まらず外貨準備は民間銀行の資金繰り支援にも充てられています通貨防衛のため、ロシア中銀は金融は、政策金利を年１０％から１７％へ引き上げました多くの国では政権が見放されます⇒ロシアの場合は別世界ですプーチン政権の支持率は、６０％から８０％の高水準を保っている。経済の窮地も、国民の８割の支持でどこ吹く風「いずれ西側はウクライナに音をあげる」と見越す